2016年10月15日土曜日

Ho'ikeから1週間

ウクレレ・ホイケからちょうど1週間経った。
先週の今頃は、安堵と疲労でヨレヨレだったなぁ。

やっぱり発表が終わると気が抜ける。
個人的にはなかなか良いステージだった気がするし、
5人一丸となって勢いのある発表ができたと思っているが、
今度の水曜日のレッスンに、
一部をビデオ撮影したものを見ることになりそうなので、
ちょっと怖いのである。

でも結構イケたと思うんだけどなぁ。

そしてメインのKamakaを弦交換し、
なかなかピッチが安定しないので
先日火曜日の別のレッスンには
KakaのLow-Gモデルを持っていったのだ。
久しぶりにLow-Gを鳴らしてみたい気分にもなったし。

ところが、
教室に入ると、前の時間帯の個人レッスンの方がいた。
そして嬉しそうにワタシのところにやって来ると、

「ビデオ撮らせていただいてよろしいですか?」

と言われたのだ。

ワタシは何がなんだかわからないまま、
取り敢えず了解した。

そうしたら、その方は今レッスンで
ペンタトニックスケールを使った
アドリブというのを始めたところだという。
で、講師の先生が
ワタシのアドリブを参考にするように言われたらしい。
その講師の先生も目の前でニコニコしている。
  
いつものKamakaだったら、
いや、少なくともいつものHigh-Gだったら
もう少し気持ちに余裕が持てただろうに……。
と少し悔やみながらも、とにかく覚悟を決めた。

まぁ、世の中、100%思い通りに準備できて本番になるなんて、
そうそうあるわけじゃない。
あれが足りないとか、これが間に合わなかったとか、
こうしておきたかったとか、ここがわからないとか、
あそこができないとか、あとは出たとこ勝負とか、
そんな感じで、最後の気合を入れることになるのだ。

と開き直って、逆にLow-Gでしか出ない低音まで使って、
ちょっとグタグタになりながらも
アドリブをやったのである。
終わったら

「本当に、譜面とかなしで弾いてらっしゃるんですか?」

という感想をいただいて、ちょっと嬉しかった。
この、グズグズしていないでヤルぞ!という切り替えと、
本番での集中力&楽しもうという姿勢は、
かつて教員時代に毎年のようにやっていた
「研究発表」で身につけたものだろうな。

もちろんHo'ikeでも役に立っているのである。
何事も経験することは大事だなあ。