火曜のウクレレは音楽教室のグループレッスンだ。
今ワタシを入れて5人が受講している。
ウクレレ歴や技術には当然差があるけれど、
それでもみなさん和やかに楽しんでいるのが
とても素晴らしいのである。
そのウクレレ歴や技術的に言えば
自画自賛劇場ながら、ワタシがどちらも一番なのだ。
ということは、やり甲斐がないんじゃないか、
とかいう心配はない。
講師の先生が、冗談ぽく「お手本」とか言いながら、
とにかくまずワタシに弾かせるからである。
するとワタシはその度ごとに、
ちょっとした観客を前に演奏するような緊張を味わうのだ。
おそらく個人レッスンだったらこういう緊張感はない。
観客に満足してもらいたい、少しでもほめられたいという
欲みたいなものも出てくる。
一対一で先生から、良くできましたと言われるより、
反応がシビアで、その分、こちらの喜びや残念感も大きいのだ。
これはかなり良い修行になっていると思う。
ある曲なりフレーズなりを
ちゃんと弾けるようになりたいと思う時、
その〝ちゃんと〟とは、
〝ちゃんと最後まで〟ではなく
〝ちゃんと人前で最後まで〟というふうに
自然に感じるようになったからだ。
実際のライヴがほとんど経験できない中では、
とても実践的な訓練ができている気がするなぁ。
こうしてみると
グループ・レッスンを選んだのも大正解であった。
一時間終わると、どっと疲れるけども。