2016年10月23日日曜日

久しぶりに悪夢

ガラッと横に引くドアを開けると、
そこは学校の教室のようでもあり、
学校の職員室のようでもある。

ワタシは遅刻してしまったので
かなり気まずい思いをしながら部屋に入る。
今すでに職員会議が会議室で始まっているので、
生徒と話していたり、これから出張だったりという
数人の人以外は、
広い職員室は空っぽである。

ワタシは「生徒指導部主任」なので、
職員会議に出ないわけにはいかない。
でも遅刻して職員室に入った上に、
遅刻して会議室に入るのはシンドいなぁと思う。

ふと今日の時間割を見ると、
一時間目に「体育」が入っていて、
そう言えば今日は水泳の授業だということを思い出す。
水泳はとにかく苦手で、
なのに小学校、中学校、高校、大学(!)と、
ずっと水泳の授業があったのだ。
(特に高校、大学は50mプールだ!)

ああ、帰りたい……
っていうか、休めばよかった……
誰にも会いたくないなぁ……

と思いながら、身の置き所がないまま、
追いつめられたような気持ちで
これからどうしようと突っ立っている……
ところで、目が冷めたのであった。

ちなみに「生徒指導部主任」は、
夜間定時制で経験したことがある。
でもこういう苦しみを味わったのは、
後に特別支援校で病休になる直前の
「学年主任」だった頃のことだったなぁ。

しかし、教員としてのいたたまれない記憶と、
生徒としてのいたたまれない記憶が、
わざわざダブルで襲ってくるとは、
なかなかエグい夢であった。

何という夢だという怒りと夢で良かったという安堵で
朝から疲れ果ててしまった。
でも病休直前は、そんな朝から
自分に鞭打って何とか出勤したり、
立ち上がれなくなって出勤できなかったりしたのだ。

今はどこにも出勤しなくて良いのが、本当に救いだなぁ。