4668円の中華ウスレレAndore 21は、
多くの購入者が指摘しているように、
ポリウレタン塗装バッチリで
値段に比べて見栄えが良いかわりに、
重い、音が小さい。
でもそれは良いのである。
夜間練習用と割り切っても良いし、
そういう音色のウクレレだと思っても良い。
ただし、ナットの弦高が高くて、
気軽に弾ける1本にしたいのに、
ローポジション(特に1フレット)を押さえると
指が痛くなってしまうので、
思ったほどお気軽感が出ない。
そこで、ナットの弦高を下げることにしたのだ。
やり方は、ナットの溝を深くするのではなく、
ナットを取り外して、底面を削る方式にした。
まずドライアーでナット周辺を1〜2分暖め、
接着剤を緩める。
そして薄い板をナットに平行に当てて、
金槌で板を叩いてナットをヘッド側に落とす。
おお、きれいにナットが剥がれてくれたぞ。
これをヤスリに押し当てて削る。
削りすぎないように、サインペンで印をつけておく。
ゴシゴシゴシゴシとひたすら削り続ける……と、
おお、ナットの厚みが減って、弦高が下がったぞ。
予想通り、弾きやすくなった!
うれしい!