2017年7月13日木曜日

パンフレット表紙が暗礁に!

4月末から制作に励んでいた
パンフレット表紙のCGの件が、
数回のやり取りを経た今になって、
暗礁に乗り上げたらしい。
  
「表紙と内容ページのデザインに、
 ギャップが大きいのでは?」
  
という話がクライアント側から出て、
ワタシに声をかけてくれたデザイン会社としては、
クライアントの正式な見解待ちなんだそうな。
  
デザイン会社からの音沙汰が
6/20からパタッとなくなったのは、
そういうことだったのか。
何か良からぬ予感はしていたが……。
  
その〝ギャップ〟と言うのが
「幻想的なCG画」を言っているのだとしたら、
そもそもワタシで良かったのか?
ってことになるわけで、
言わばスタート時点にまで戻っての
ちゃぶ台返し〟である。

で、ワタシの中の気持ちとしては


「何じゃそりゃ!」


も、もちろんあるのだが、むしろ


「ああ、やっぱりね、はぁ〜(ため息)」


の方が強いというのが

正直なところなのだ。

仕事を受けた時に、

  
(このお硬い組織が、このお硬いパンフレット内容で、
 realではなく、むしろfantasicなワタシの絵を
 良く使うことにしたもんだなぁ)
  
と思ったのだ。
現場の人からは共感されにくいんじゃないか、と。
   
だから、ずっと心のどこかに、
  
(すんなり行くとは限らないぞ、
 最後の最後まで、安心するなよ)
  
という懸念があった。
どうやらワタシのカンが当たったようだ。
   
おそらく、クライアント側の「広報担当」は
ちょっと冒険したくてOKしたのだが、
話が進んで全体像が出来上がってくるに連れて
現場の人たちからの横ヤリが増してゆき、
担当の一存では決められなくなった
みたいな感じじゃないかな。
  
デザイン会社はクライアントに対し、
7月末までにはっきりしてもらうように
言ってあるそうで、
ワタシに対しては
結果がどうあれ、お支払はいたします、
と言ってくれているのだが、
さて、どんな結論が下されるだろう。

それまでは、ただ座して待つのみである。

って言うか、放置だな。
  
せっかくだから、一つ予想をしておこう。
表紙はおそらく、
  
「施設内を写した、当たり障りのない写真になる」
  
今度も当たるかな?