2018年6月27日水曜日

〝完治〟ではなく〝寛解〟な人生

花粉の季節はとうに終わっているはずなのに、
いまだに突然鼻炎症状に襲われることがある。
それもけっこう頻繁に。
  
スギ・ヒノキ以外の花粉にも反応するようになったか……。
あるいはハウス・ダストとか、ストレス……。
原因がどうであれ、急に鼻水が止まらなくなるのは困る。
そこで、即効性を求めて、また「ストナリニ」のお世話になる。
  
すると鼻炎症状は治まるか、かなり和らぐ。
そのかわり、今度は、猛烈な眠気に襲われるのだ。
これはこれで、かなり困る。
何もできなくなってしまうからだ。
  
もちろん鼻炎になる原因はあるのだろうが、
それはそれとして、
かなり疲労が溜まっているような気もするなぁ。
とにかく体を休めよう。
疲れたら寝ること。眠れれば眠ること。
ストレスはそうやってやり過ごさなければならない。
  
「うつ病」の症状が良くなって普通の生活ができることを、
通常〝完治〟とは言わず、寛解かんかい〟と言う。
寛解とは、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、
うまくコントロールされた状態を指す。

つまり、いつまた崩れるかわからない不安定な心身を、

うまくコントロールしながら、
この先ずっと生きてゆくのである。

だから、自分に甘えているように映るのは辛いが、

敢えて自分に、他人に、社会に、
甘えて生きるしかないのだろう。