2014年11月30日日曜日

香典返し作業終了!

神式なので本来なら「香典返し」は無い。
ただし納骨が行われることの多い五十日祭以後に
お供えの返礼が行われることがあるという。
本来ならば。

でも現実問題として
香典返しをもらっている仏式の会葬者に対して、
ウチは神式だから香典返しはありませんとは言えない。
そして同じ会葬者で、相手が仏式だから神式だからと区別して
お返しをする、しないと分けるのも変である。

ということで、結局神式なれども
「香典返し」をすることになるのだ、呼び名はともかく。

お返し相当額はバラバラなので
はなからカタログギフトにしようと決めていた。
そしてあらかじめ返礼相当額を出して
ネットで該当商品を決めた上で、
名前、住所、電話、該当カタログ品の一覧を作って
今日近くのデパートへ出向いたのであった。



一覧を作っていった効果は絶大であった。
あっという間に手続きが完了した。
同封をお願いした挨拶状も入れていただけた。

品物だけnetで購入して家で梱包し
メール便で送った方が安いとは思うが、
その手間暇を考えると、一気に終わらせて正解であった。
ここ数日、自律神経失調気味で
デパートへ行くのも大変なくらいだったから。
とにかくこれで、葬儀関係の作業はほぼ終わりである。

ちなみにこうして一連の作業を終えて分かったが、
家族葬とうたって少人数にすると
収支の面では“大赤字”になるということである。
葬儀に関する基本の出費は変わらないからだ。

もちろんそれはそれで良いのだ。
そうやって人数を減らし、関係者だけの集まりにしたから、
混乱することなく喪主をつとめたし、
身内だけに向けたような
“聞いたこともない挨拶”ができたのだ。

それに実際のところ、もう少し規模を大きくしようとするなら、
地域のドン”とか“親戚のやり手”とか、
実務を引き受けてくれる人がいないと無理だろうなぁ。

もっと食事や返礼品の額を抑えることもできたが、
せっかく会葬してくださった方々には礼を尽くしたいし、
父の葬儀として恥ずかしくないものにしたかったし。

まぁいろいろな意味で“身の丈にあった”葬儀であったし、
それを喜んでいただけたなら、お金は関係ないのである。

とにかく終わったぞ。