私がまだ生まれる前の、
「父親」とか「お父さん」ではない頃の
父の写真がたくさんみつかったのだ。
それをパネルにして斎場に飾ろうと思う。
アルバムの写真をiPhoneで撮り
Photoshopでデータ調整をして
それをA3に引き伸ばした。
本来ならちゃんとしたスチレンボードが欲しいところだけど、
突然思いついたので手に入れる余裕がない。
そこで近くの100円ショプで
多目的発泡スチロールボードを買ってきて
両面テープで貼り付けてみた。
さすがにこの発泡スチロールは柔らかくちょっと頼りないし、
うまく切らないと切り口がボロボロになってしまうが、
お通夜と当日の二日保てば良いと思えば
即席にしてはなかなかの出来である、と、自画自賛。
4枚は30歳代前半の頃で、若々しく細身で精悍である。
手前左の一枚だけ70歳代後半の写真であるが、
こちらは矍鑠とした威厳がある、かな。
すでに親戚連中があれこれ言ってきてひどくわずらわしい。
何をやっても誰かが何か文句を言うに決まっているから、
好きにやるしかないなぁ。
もう誰かの顔を立てたりするのはイヤになったのである。