2019年1月9日水曜日

「全巻一冊」デバイスの可能性

漫画本の数十巻に及ぶ長編タイトルを
ギュッとデジタルで一冊にし、
紙の書籍を模したような専用見開きデバイスで、
リアルな本のように楽しむという、
全巻一冊」が面白い。



デバイス本体は35,000円。

「コンテンツカセット方式」で
デバイスが一つあれば、中身は入れ替え可能なので、
その独自データ内での汎用性はある。

こうして見てみるとこのデバイスは、

マンガに特化しているようでいながら、
実は一般書籍読者のハートをも鷲掴みにするような、
大きな魅力を秘めている気がするのである。
  
つまり、ワタシとしては
これが作れて商売になるのであれば、
ぜひとも〝電子書籍用汎用デバイス〟を作って欲しいのだ。
紙の本に慣れ親しんできたワタシにとっては、
一般書籍であっても、
やっぱり見開きで見るのが落ち着くのである。
翻訳した書籍をkindle paperwhiteで読む時も、
いつもそう思ってしまうのだ。

そう、別の言い方をすれば、

kindle paperwhiteの見開き版が欲しいのである。
サイズは文庫か新書くらいが良いかな。
  
もちろん電子ブックにきちんと対応すれば、
「全巻一冊」で〝気づかされた〟見開き表示の魅力を、
マンガでも書籍でも雑誌でも、
広く味わえるようになるんですよ、
どうでしょう、どこかで出してくれませんか?