2010年5月23日日曜日

首へのダメージに至るパソコン歴

首へのダメージの最大のものは
長時間にわたるパソコン作業である
もちろんSEやゲームクリエーターみたいな
専門の仕事をしている人に比べたら
偉そうなことは言えないんだけど
ただパソコン歴は長いのだ

1990年くらいに最初の一台MacClassisを購入
すぐにHyperCardという
簡易プログラミングソフトにハマって
日夜スタックと呼ばれるプログラムを作りまくる

それが幸運なことに本を出版する話につながって
共著やお手伝いも含めると6〜7冊出させてもらった
本文だけでなく付属データもあったので
パソコンに向いっぱなしの日々だった
  
さらにこの頃
DTM(デスクトップ・ミュージック)にもハマってしまい
仕事から帰ると
ずっとパソコンに貼り付いたままの状態になった
趣味もパソコンになったのである

いや仕事の面でも
英語の授業をパソコンで行なうことに挑戦し始め
家でも職場でもパソコン漬けになる

そして雑誌での連載が始まった
隔週で記事とお試しプログラミングデータを作る
アイデア出しと時間との綱渡りな日々だ
これも数年続いたかな

その後は職場にもどんどんパソコンが入るようになり
会議の配布物やレジュメ
研究発表プレゼンテーションやその資料
そして授業のプリントや試験なども
すべてパソコンで処理するようになる
  
もちろん授業でのパソコンは続けていて
前任校では教科書をモニターに映したりしながら
授業を行なっていたのだ
  
そうしたパソコンとの密度の濃い生活が
途切れることなく18年間続いたわけだ
その最後の数年ぐらいから
体調が不安定になってきていたのである

だから首へのダメージには
かなりの年季が入っているのである

そして自分で言うのもなんなんだけど
何かに打ち込む時の
集中力と持続力がハンパじゃないのだ
休む時間が惜しくて仕方なくなっちゃうのだ
だから首にかかるダメージはハンパではないわけだ

わたしにとって首は
沈黙の臓器”のようなものだったんだろうなぁ
耐えて耐えて最後耐え切れなくなったんだろう
じゃあブログとかCGとか止めればいいじゃないか
という声が聞こえてきそうだが
それはわかっていても
今の自分には不可欠なものなのだ
だから上手くつき合っていく方法を
見つけていかななければならない
時間はかかるが仕方がない
難しい道を選んでいるわけだからね