2010年5月2日日曜日

元同僚のお通夜には、行けないのだ…

昨日は訃報を電話で受けてから
居ても立ってもいられず
葬儀関係の詳しい予定を送ってもらうために
職場へ折り返し電話をし

私物撤収でお世話になった先生と
「休み過ぎなんじゃない?」と
朝のホームで凍り付かせてくれた先生に
多少詳しい状況を教えてもらないかと
メールをした

管理職は

「ショックを受けられて病状に影響すると良くないと思って
   お知らせしようかどうか迷ったんですが…」

と言ってくれたが
例え病状に影響があるにしても
教えてくれなかったら一生恨んでいたかもしれない
  
すぐに職場へこちらから電話し
お通夜と告別式の情報をFAXしてもらった
何の緊張も思い切りも必要ではなく
とにかく知りたいという思いと
もっと早く知っていたらという思いで動いていた

イヤな思い出のある同僚にメールもした
主管をされているので
何か詳しいことを知っているんじゃないかと思ったからだ

卵巣ガンであったという
初年度の長期入院の際に
すでにかなり進行しており
学年主任をされていた2年目の学年末に再発
そのでありながら
今年春の卒業式までは頑張ると言われ
それも叶わぬまま3月から入院されていたのだと
  
そんな満身創痍な方を
管理職は病休直後の2年目に学年主任にしたのか…

いやもうそんなことはどうでもいい
その方がいなくなったことは
もともと復帰する気持ちのなかった職場が
一層遠いものになったということだ
  
もしもっと早く知っていたら
たとえ病床にいらしたとしても
手紙を書くことができたのに
ごめんなさいとありがとうを
伝えることができたのにと思う
  
昨日は思い切って
お通夜か告別式に出ようかとも思った
でもやっぱり無理である
  
昨日はショックで動けず
そのまま横になって眠ろうとしたが
冷えピタ貼って催眠薬を飲んでも結局眠れなかった
  
夜はなんとか眠れて
今朝はやっと少し体調は落ち着いたが
首も頭も不穏だらけだ

これでさらに
教員や生徒や保護者が大勢いて
大きなストレスのかかるお通夜や告別式には
行くことはできないし
行ってもその方に心を向ける余裕がないだろう
とてもとても悔しいけれど

後から機会を見つけて
お線香を上げに行きたい
そしてごめんなさいとありがとうを伝えたい