手作り腕時計のガワは
基本的に1枚の真鍮板からパーツを切り出して溶接し
円形に成形しつつ作りあげていく
円形に成形しつつ作りあげていく
教室では通常0.5mm板を使うのだが
好みとしてもっと厚みが欲しいのだ
好みとしてもっと厚みが欲しいのだ
しかし真鍮の1mm板だと
切り出すのも成形するのも大変なのである
そこで丸形に関しては
真鍮パイプをカットして使うという秘策を
見つけ出したのであった
残念ながら3cmピッタリのパイプはなかったので
ちょっと大きめの3.2cmを使っている
カットも最初は金属ノコギリでギコギコと切り
ギザギザしたり凸凹した切り口を
幅(高さ)0.8cmを目標に平らに削っていくのだが
これも相当大変な作業であった
「パイプ使っても思ったほど楽じゃないじゃん…」
パイプを使用し始めた頃の印象である
ところが良いものを見つけたのだ
配管作業用のチューブカッター(右図)がそれで
直径0.3〜3.5cmまでを軽々とカットできるのだ
使い方は簡単で
パイプを噛ませて刃を少しずつ食い込ませながら
チューブカッター本体を
パイプの周りをぐるぐると回していくだけ
刃が同じ場所をきれいになぞっていくうちに
最後はポロリとカットされるのである
切りくずがほとんど出ない
切り口も美しい
力もいらない
むしろ切るのが楽しいくらいである
さてそれなら今度はムーブメントがギリギリ入る
直径2cmの最小サイズの時計を作ろうかと思って
またまた丸パイプを探してみた
そうしたら直径1.9cmはあるのだが2.0cmはないのだ
1mm厚のパイプの直径サイズなので
内径は恐らくムーブメントを入れるには小さ過ぎる
その上となると2.5mmになってしまう
それはそれで面白そうであるが
最小サイズに挑戦ということとは違ってしまう
悩ましいサイズ設定である
やっぱり最小サイズは苦労して手作りかな
ちなみに真四角のパイプっていうのも欲しいのだが
ステンレスならあるのに真鍮ではないのだ
でもあったとしても今度はパイプカッターでは切れないから
丸パイプほどのありがたみはないのかもしれないけれど…
パイプを噛ませて刃を少しずつ食い込ませながら
チューブカッター本体を
パイプの周りをぐるぐると回していくだけ
刃が同じ場所をきれいになぞっていくうちに
最後はポロリとカットされるのである
切りくずがほとんど出ない
切り口も美しい
力もいらない
むしろ切るのが楽しいくらいである
さてそれなら今度はムーブメントがギリギリ入る
直径2cmの最小サイズの時計を作ろうかと思って
またまた丸パイプを探してみた
そうしたら直径1.9cmはあるのだが2.0cmはないのだ
1mm厚のパイプの直径サイズなので
内径は恐らくムーブメントを入れるには小さ過ぎる
その上となると2.5mmになってしまう
それはそれで面白そうであるが
最小サイズに挑戦ということとは違ってしまう
悩ましいサイズ設定である
やっぱり最小サイズは苦労して手作りかな
ちなみに真四角のパイプっていうのも欲しいのだが
ステンレスならあるのに真鍮ではないのだ
でもあったとしても今度はパイプカッターでは切れないから
丸パイプほどのありがたみはないのかもしれないけれど…