2011年5月3日火曜日

なぜ今ビン・ラディン殺害なんだろう?

9.11の同時多発テロ自体にも
まだまだ不明な点や不可思議と思われる点や
公表されていない事実があると言われる(Wikipediaより)

しかしその首謀者をウサーマ・ビン・ラディン(أسامة بن لادن)の
テロ組織アルカイーダ(القاعدة‎ Al-Qaeda)だと
早々に断定しておきながら
それから早10年の歳月が流れた

アメリカは低迷していたブッシュ政権の支持率が急上昇し
悪の枢軸(イラン、イラク、北朝鮮) を国際テロ支援国家と断定し
2002年にイラク戦争に突入する
その後の調査で戦争に突入した主たる理由である
大量破壊兵器は見つからなかったのにだ

そして今ビン・ラディンが
アメリカ軍の作戦により殺害されたという
そして遺体はDNA鑑定され本人と確認された上で
空母から海中に水葬されたという(Wikipediaより)

つまり本人からの証言どころか
本人の遺体すら消されてしまったのだ
あるいは本人が殺害された事実そのものすら
ニュースで流れたことでしかなくなってしまった

9.11の事実を本人から聞く機会は永久に失われた
反米感情を持ち反米的活動をしていたことと
9.11の首謀者であることは違う
当初彼は関与を否定していたという
もし関与していたなら進んで犯行声明を出したんじゃないか?
という気もする
さらに関与疑惑を決定的にしたのは
アフガニスタンでタリバン掃討作戦中に
アメリカ軍兵士(!)が民家で見つけたビデオテープだという

不謹慎な見方かもしれないが
ビン・ラディンはもう米国にとって
戦争を継続するために必要な人物として生かされ
テロ首謀者最重要危険人物の役を負わされ
用が済んだとして抹殺されたかのようだ
全てがアメリカの情報管制下に置かれた中でである

真実は依然闇の中だ
それをこじ開けることは誰にもできないのだろうか

オバマ大統領にとっても次期大統領選は目の前だ 
ブッシュ大統領の時のように
これで支持率が大きく回復するのかもしれない

何とも後味が悪い
能天気に喜んで騒いでいる人々を見るにつけ
そういう思いが強くなるのである