2011年5月9日月曜日

U-Bassへのこだわりとペグ破損その後

ウクレレ教室に通い始めたのは
3年前の春であった
まだ病休前のことである

そして病休後まだ日も立っていない時期に
ウクレレ教室の発表会に参加したのだった
にゃ〜こに保護者か介護者のように
会場まで付き添ってもらって

その時各団体の発表が終わって
最後に「バンド演奏」というコーナーが設けられていて
今わたしが参加しているバンドが出演したのである
それはある意味各団体に別れて習っているウクレレ練習者の
手本というか目標というか
あこがれをかき立ててくれるようなものだと思っていた

わたしはウクレレの音が好きなのだ
ハワイアンも別に嫌いではないけれど
ウクレレ教室に通っているのはウクレレが好きだからだ
ところが舞台に現れたその「バンド」には
なんとエレキベースが入っていたのである!
が〜ん!である

冷静になるにつれスチールギターも目に入り
これは「ウクレレバンド」ではなく「ハワイアンバンド」だって
わかってきたのだが
わたしの期待は見事に裏切られた思いだった

わたしはウクレレソロかウクレレアンサンブルのような
あくまでウクレレ中心のアコースティックなものを
楽しみにしていたのである

だから違和感と残念感はかなり強かったようで
アタマでは「ハワイアンバンド」だって理解しようとするのだが
  
「なんでウクレレの繊細な音を邪魔するような
   エレキベースがあるんだ?」

っていう思いがぬぐい切れなかった

以来わたしは「ハワイアンバンド」であってもいいから
アコースティックなアンサンブルを
もっともっと聴きたいし演奏したいと
常々思っていたのである

だからバンド参加の依頼を受けた時に
エレキベースじゃなくてベースウクレレで行くと決めたのだ
  
可能ならシールドでアンプにつながなくてもいいのだ
ウクレレ2本とベースウクレレ1本とかの小編成で
ウクレレだけではちょっと弱かった低音を補うことで
安定感のあるアコースティクアンサンブルがしたい
それが理想なのである

その余地を残しておくためにも
わたしはエレキベースは使わない
U-Bassを可愛がり続けようと思う

ちなみに購入直後に経験したペグ破損の件だが
同様のことが「MATTのひとりごと」
という日本ウクレレ協会の方のブログで報告されていた
(下部写真も同ブログより転載させていただいた)
  
わたしの症状と全く同じである
そうかペグ下のネックに固定されているナットに
弦が絡み付いちゃうとロックされて
いくらペグを回しても動かなくなり
最後にはギヤの取り付けネジをねじ切ってしまうのだ
  
だいたい想像していた原因と同じである

よかったぁ同じような経験をしている人が
結構いることがわかって
実は夕べ弦の張り替えをしている時も
ペグを一つねじきっちゃったのである
余分に買い置きしておいてよかったぁ〜…
でもこれけっこうやりがちなことだから
メーカーは注意を呼びかける必要があるんじゃないか?