2013年1月21日月曜日

新しい生活リズムを求めて

かつて定時制工業高校で仕事を始めた頃は
生活が夜型にシフトして朝寝坊するようになった
ひどい時は昼の「笑っていいとも!」で
ようやく目が覚めるという始末…

でも子どもが生まれたら
そんな悠長な生活ができるはずもなく
よく午前中に近くの公園に
一緒に遊びに行ったものだった 

保育園に通うようになると
朝9時までには連れて行かなければならないので
さらに規則正しく朝起きるようになったのだが
では朝型になったかというとさにあらず
9時半から11時くらいまで二度寝するようになったのだ

結局夜がメインの仕事だと
ヒートアップした頭を休めるのに時間がかかる
11時くらいに家に帰っても
すぐに寝ることはできなくて
ダラダラと夜中の2時くらいまで起きているのだ

それは次の単位制定時制高校でも同じで
夜間部(三部)担当だったわたしは
やっぱり夜がメインだったのである

そんな時間のズレた生活を
合計8年+6年=14年も続けたのだ
カラダがもうそういうリズムになっているのである

しかし病休になった学校は全日制であった
だからきっとそれまで溜まっていた疲れやストレスが
生活のリズムが崩れたことをきっかけに
吹き出したんじゃないかと思うのである

というようなことを思うのは
最近やっぱり朝の早起きが非常に辛いのと
実際朝起きがけは体調が悪いことを
実感しているからなのだ

起きられないわけではないのだ
でもからだも気持ちも超低空飛行なのだ
むしろ朝起きなきゃと思うことで
夜の眠りが浅くなっている気さえする

まぁ大きな不調が減ったから
そんなことも感じたり考えたりできるようになったのかも
過去の生活リズムにこだわる必要はないんだけど
今の自分にとって楽な生活リズムを
少しずつ考えていくのが良いようである

それは9時5時のサラリーマン生活への
復帰を目指したものではない
その気は全然無いし

そうではなくて
今の自分が一番楽に動けるリズムを見つけたいのだ
例えば作家だって夜型もいれば朝方もいるわけで
何かをする上では9時5時生活ができることが基本という考えは
さっぱりすっきりバッサリと捨ててしまいたい

考えてみたら
確かにノルマや〆切などに終われない気ままな生活ではあっても
最近の日々の作業量は相当なものになっているのだ
それがわたしのお仕事みたいな感じである
だから無理はしないけれどもしっかりやりたい思いがあるのだ

それが多分どこか新しい場所へ
わたしを導いてくれるような気がするのである