2013年1月12日土曜日

昨晩の不条理な夢

一仕事終った気分で歩いていると
真正面のちょっと離れた場所に
金髪の若い女性がいる

彼女はスカート姿だったが
暑いのだろうかそのスカートを両手で持ち上げて
無防備に自分自身をバサバサと扇ぎ始めた
当然スカートの中は丸見えである

そんな体育の後の女子高生みたいな行動に
面食らって立ち尽くしていると
彼女の視線がわたしを捉えて
あたしのパンツ見たでしょ!とでも言うように
ワケの分からない言葉でわたしに食って掛かってきたのだ

そんな目の前で勝手にスカートめくり上げておいて
見たでしょ!はないだろうと思っていると
じゃあわたしが困っていることを何とかして
みたいなことを言ってきたのである…たぶん

「じゃあ」って何だよ…と思いつつ
その困っていることを見せてもらうと
彼女はレジのような機械に向って
何やら紙を投げつけているのである
そして

「知人にFAXを送りたいんだけど、何度やっても送れないのよ。」

と言うようなことを伝えてくる

わたしはその機械じゃFAXは送れないし
まして送信する紙をただ投げつけていては
FAX送信機があってもダメだろうと思いながら
その紙に書かれている受取人の電話番号に電話してみる

すると会社の受付嬢のような女性が電話口に出る
とっさにわたしはFAXの受取人の名前を見ながら

「先ほど○○さんからご連絡いただいたのですが、いらっしゃいますでしょうか?」

と切り出す
でも○○さんは今日はいないようなのだ 
残念…この混乱した女性のことを
知り合いでありそうな先方に伝えることはできなかったか…
どれほど大切な文書かはわからないが
今のままでは恐らく一生
文書はあなたの手元に届かないであろうに

電話を切ると女性は目の前から姿を消している
と同時にわたしは全面ガラス張りのビルの中で
建物から建物へと渡されている
細長い連絡通路の中にいることに気づく
たぶん有名なIT企業か何かの本社ビルの中なのだろう

するとその通路の向こう側から
さっきの女性が片手に拳銃を持ち
人質を取ってゆっくりこちらに歩いてくるのだ
時々振り返って周りを牽制しながら…
そして会社の社員だろうか警察関係者だろうか
彼女と人質を遠巻きにしながら
大勢の人間が後からゆっくりと着いてくる

その時わたし自身はもう消えていて
女性と人質の二人を天井付近から見下ろしている
2人をメインに捉えながら
後方に後を追う人々をきっちりフレームに入れているという
緊張感溢れるカメラアングルだ 

カメラが下がると画面の手前側
前を行く2人のすぐ目の前が崖になっていることがわかる
そしてあっと言う間もなく
人質を残して彼女だけ崖から落ちてしまう…
と思ったら彼女はアゴをかろうじて通路の縁にひっかけたので
首がゴムのように延びながらも
崖から落ちずにぶら下がっているのだ…

ギャグか?…それともホラーか?
シリアスなサスペンスドラマじゃなかったのか?
最初のスカートめくりは
007シリーズにあるような
ちょっとしたお色気場面のつもりだったのか?
と頭を混乱させていると…

目が覚めた…

意味が分からん
特にあの女性のやりたい放題ぶり