2016年12月12日月曜日

「トイレつまり」の盲点

トイレの流れが悪くなった。
トイレで水を流すと、
タンクから流れ出た水が渦を巻きながら落ちて行き
いったん便器の中の水が空になってから
少し水が溜まって終わる。

でも便器の水が空にならないまま、
少し水が溜まって終わるのである。

何か詰まったなと思った。
つまり、便器の排水の問題だと考えたのだ。

そこでラバーカップでバコバコやったり
つまったものを溶かそうとお湯を注いでみたり
バケツで勢い良く水を流してみたりしたのだが、
まったく効果なし。
最後には便器の奥に手を突っ込んでみたが、
触れる範囲では異物らしいものはない。
  
いよいよ業者を呼ぶしかないかと思ったのだ。

その時、ふと気づいた。
タンクからはちゃんと水が流れ、
流れ終わるとちゃんと溜まり、
溜まるとちゃんと水が止まる。
  
ただし、タンクから便器に流れ落ちる
水の勢いが弱い気がする。
ネット動画でも確認・比較したところ、
やっぱり水流に力強さがない。

ということは、便器より下ではなく上?
便器の排水ではなく、タンクの排水の問題か?
  
そこでタンクの中、特に排水部分を確認してみた。
フロート弁の下の排水口に何か詰まっていないか、
手探りで確かめてみると……
何と、何かのキャップが入っていたのである。
まず間違いなく自閉くんのイタズラだ。


盲点であった。
時間的な余裕があれば、
ワイヤーとかパイプクリーナーとか買ってきて、
一生懸命、便器より下と格闘していたかもしれない。

しかし、
台所の排水溝掃除に引き続き、
トイレのトラブルも自力解消である。
トイレだけでも少なく見積もって6000円の仕事はしたな。
  
ワタシって天才かしら?(自画自賛劇場!)