望林堂完訳文庫を今年の1月から
KoboとBOOK☆WALKERで販売し初めて、
そろそろ半年が経つわけだが、
実際にKindleと比較してどうかと言えば、
もうKindleの圧勝なのであった。
2014年電子書籍コンテンツ市場動向調査で
KindleをKoboがわずかにシェアで上回ったと
2015年に話題になっているのを見てちょっと焦り、
2016年になったところでKoboでの販売を始めたのだが、
やっぱりKindleの優位は全然揺らいでいなかったのだ。
もちろんその後の動向はわからないし、
販売している本のジャンルや価格設定によっては
逆転するケースもあるのかもしれないが、
望林堂的にざっくり言えば、
Kindleが毎月約100冊売れているのに対し、
Koboは毎月約10冊という感じである。
圧倒的にKindleが売れている。
もちろんKindle単独よりも
トータルでその1割り増しの数が出ているわけだから
Koboで販売を開始した意味は十分あると思う。
もっともKoboはパブリックドメインの利益率が
やたらと低いのだけれども。
と言うことは、
電子書籍をどこかで販売しようと思ったら、
Kindleは絶対外せないということである。
Kindleだけでも良いくらいである。
その後に余裕があれば、
Kindle用のmobiファイルを作る上で、
epubファイルも出来ちゃうから、
せっかくなのでepubファイルがそのまま使える
KoboやBOOK☆WALKERでも
売ってみようかな、というのが良いと思うのだ。
という話を書くために、さらっと触れたのだが、
やっぱ、コンスタントに毎月100冊売れているって
スゴイよなぁ(自画自賛劇場〜!)
まぁ100冊売れても月収6,000円くらいですが……。
あ、でも5月はゴールデンウィークのおかげもあって、
初めて、ついに、10,000円を越えたのだ。
今月はどうかしらねぇ。