2016年6月9日木曜日

試しに既存の電子書籍化サービスを見てみたら

「電子書籍化」というと、ほとんどが紙書籍をスキャンする
いわゆる〝自炊〟のことを差しているようだが、
中にはepubファイルを作りますというところもある。
両方やっているところだってあるのだ。

料金がはっきりしないので

参考にならないところが多いのだが、
あるところに載っていたのが、
単純なepub化の目安が
テキストデータ一文字1円というものだった。

まあ、何の量を料金の目安にするかということだが、

そこでは文字数を一つの基準にしていたのだ。

もちろんテキスト部分だけの話で、

それも入力済みのものを用意いなければならない。
図版の挿入や、ルビ付けをお願いすると
さらにオプション料金がかかる。

で、面白いので、望林堂の書籍で計算してみた。


「オズの魔法使い」     119,808文字(約12万円)

「アスプスの少女ハイジ」  251,991文字(約25万円)
「宇宙戦争」        184,899文字(約18,5万円)

おお、何という価格!

電子書籍を一冊作るのにこの価格というのは、
ワタシ的にはありえない。
しかしこれが一般的に法外なのかどうかもわからない。

まぁ 逆に言えば、

そのくらいの作業をしているんだな、ワタシ。
実際は文字入力や画像処理などもやっているから、
さらに法外な値段分の仕事になっているだろう。
この計算方法的には、である。

ワタシがやるのなら、思い切って

epub化の作業だけは無料にしたい。
その上で、文字入力からアップロードまで含めた、
さまざまなオプションを有料で用意する感じかな。

いずれにしても、「望林堂」の出版点数を、

第一段階目標の20冊にしてからの話だろうな。
  
それまでにepubファイルのことなどを
並行してお勉強しておくことにしよっと。