シルク・ド・ソレイユの日本公演最新作
「トーテム」を観てきたのだ。
な〜こがチケットを取ってくれた。
一緒にシルク・ド・ソレイユに行くのは3回目だ。
もちろん次々の繰り出されるパフォーマンスは凄い。
やっぱり生で見ると、緊張感がビンビン伝わってくるなぁ。
光の当て方や音楽とのシンクロなど、見せ方も上手い。
どこを取っても、きちんと計算されていて、
それを寸分たがわず再現しているという
プロフェッショナルな感じがするのだ。
舞台の雰囲気が瞬時に変わるプロジェクション・マッピングや
奥の〝丘〟のような部分から
中央部がせり出してくる〝花道〟など、
「トーテム」ならではの新鮮な演出も、実に効果的だった。
実際、歌舞伎をヒントにしたらしいが
この〝花道〟があるせいか、
パフォーマンスが終わってお辞儀をするタイミングとは別に、
〝花道〟から去って行くタイミングでも
観客から拍手が沸くのが日本的な感じで面白かったな。
ああ、楽しかった。
元気が出たのであった。
その前の昼食は銀座「一二岐(いぶき)」でとり、
〝かつおのわら焼き膳〟を食べたのだが、
これがまた美味しかったのだ。
それだけでなく、カウンター席だったので
目の前でわらを使ってかつおを炙り焼きするのが見えて、
立ちこめる煙やわらを焼いた匂いがワイルドだった。
わらが焦げる匂いが、何だかとても懐かしかったなぁ。
楽しい1日でありました。