やっぱり人前で演奏するというのは大事である。
そのために一所懸命練習せざるを得ないから、
否が応でも曲の完成度は上がる。
ちょうど、デザフェスがあるから新作が描ける、
みたいな感じに似ているかな。
その人前での演奏が、
今までは〝チーム〟だったのが、
今週末のボランティアでは〝個人〟が含まれる。
ということは、
否が応でもソロ曲の完成度も
それなりに上がるのだ。
今までは、実家でウクレレを披露することはなかったが、
昨日は、人前での演奏の予行の一つと思って、
母サマの前で数曲弾いたのだ。
そういう風に覚悟を決めること自体、
人前で弾くことがあったからできたことである。
そして、母サマから、お褒めの言葉といただいたのだった。
良かった。一安心だ。
86歳になり、腰は曲がり、歯はなくなり、
耳も大分遠くなって入るが、
かつては丸の内の銀行に通っていたOLであり、
ミュージカルや映画や音楽の話を
いろいろ聞かせてくれた〝ハイカラ〟な人だったから、
今でも母サマがどんな感想を述べるか、
ちょっと気になっていたのだ。
まだまだ練習するぞ。
残るは数日のみ、となったけれど。