2015年7月27日月曜日

ハンドメイド・イン・ジャパン・フェス探訪

「ハンドメイド・イン・ジャパン・フェス」
年一回、この7月末に開催されるアートフェスで、
今年初めて知ったのである。

「デザインフェスタ」に似ているようだったので

このアートフェスに来年出展するかどうか
検討してみようと思い立ち
最終日の今日、様子を見に行ってきたのだ。

日程が、二日間、両日とも11:00〜19:00で

場所が、東京ビックサイトで
出展が、基本的に無審査というあたりが
デザインフェスタと同じである。
ブースのスペースも同じじゃないかな。
  
だからとても身近に感じていたフェスなのだが、
実際に行ってみたら、
雰囲気がちょっと違っていたのが面白かった。


入場すると真正面に見える垂れ幕

壁を作っているブースが少ないので圧迫感がない

絵画/イラストの出店が少なく、手作り グッズが中心
 
参加者が皆落ち着いた雰囲気
 
体験コーナーが充実している

デザフェスは高校の文化祭や大学の学園祭のような
どこか得体の知れないパワーがみなぎっている。
でもハンドメイドはもっと大人しく、落ち着いた雰囲気なのだ。
もちろん個々にはいろいろあるだろうけど、
全体としての落ち着き度が高いのである。

壁を作らずにテーブルや棚に手作り品を置くブースが多く、
見晴らしが良い分、会場が明るく広く感じられる。
そのためか、デザインフェスタの
これは何だ?とか、何が出て来るんだ?みたいな
“怪しい”ブースが見当たらず、
もっと“健全”な“大人”のフェスといった趣なのだ。
間違っても「傷メイク」とかやらないよ、みたいな。
コスプレ風なお客さんも目にしなかったしなぁ。

で、ワタシ的にはどうだったかというと、
デザフェスの怪しさやパワーの方に強く惹かれるのである。
あの、出展者もお客さんもどこか躁状態
みたいな異様な熱気があふれている雰囲気の方が
ワタシのお祭り好き具合に合うみたいなのだ。

自分の中でそれくらいの興味であるなら、
5月にデザフェスやって7月にハンドメイドフェスは、
準備期間的にも、集中力的にも難しいだろう。
ということで、ハンドメイドフェスへの参加は
見送ることになったのであった。

決め手はな〜この一言。

「もんちゃん、5月のデザフェス終わると、
 全然違うことやりたくて、仕方なくなるんですよ。
 だから7月だと準備が間に合わないと思うよ。」

その通りである。
デザフェスが迫ると、翻訳の仕事とかできなくなる。
そしてデザフェスで力を使い果たすと、
猛烈に翻訳の仕事したりウクレレ弾いたりしたくなるのである。

な〜こは本当に良く見ていてくれるのだ。
ワタシよりワタシのことを知っているな。

ということがわかったところでハンドメイドフェスを後して、
帰りがけにお台場のヴィーナスフォートに寄ってきた。
屋内に夕暮れのヨーロッパの古い商店街を模したように作られた
大規模ショッピングモールである、
とか言いながら、今日まで名前しか知らなかったのだった。

  
うだるような暑さの中、あちこち歩き回って疲れ果てた上に、
ワタシは頭痛とか出てきて、ちょっと不調だったのだが、
最後はな〜こがきっちり元気にしてくれたのだった。

あぁ、楽しい1日だったなぁ。