2015年7月19日日曜日

BABYMETALに見入ってしまう

去年ぐらいからちょこちょこ見ていたのだが、
メタルの枠でどうこうではないのだ。
今まで届かなかった場所を刺激される快感である。


YUIMETALの歌が上手い!
 素直でストレートな声&歌唱にしびれる!
フォーメーション・ダンスのキレが凄い!
 ダンスだけ見ていてもみとれてしまう!
「神バンド」(バックバンド)のテクも大一級!
 それでも縁の下の力持ちに徹しようとする姿勢が潔い!
本気なのか遊びなのかわからない歌詞が不思議!
 「4の歌」なんてもう、哲学的ですらある!
 
そして
“聖なる童女とそれを守り支える地獄の亡者たち”みたいな
視覚的な演出も面白い!
 
さらに魅力的なのは
トータルなショーとして、実に良くできていて、
歌にもダンスもバンド演奏も一級品である上に、
“手を抜かずに一生懸命やる”感が
全体に満ち満ちているのだ。
 
「手を抜かずに一生懸命やる」ことと、
「手を抜かずに一生懸命やっている感を観客に訴えかけてくる」
ことは違う。
ある意味、それは当たり前のことなのだから、
そこを意図的に強調すれば、あざとさばかりが目立つだけだから。
 
一見キワモノ的だけど、
ものすごく高度なことをやっているのである。