2015年7月25日土曜日

恐ろしくも腹立たしい夢

ワタシは眠っていた
場所は実家である。

すると誰かに起こされた。
誰だかわからないが、びっくりすることもなかったので、
たぶん良く知っている人らしかった。

ワタシは不機嫌だった。
でもその誰かは容赦なくわたしを起こして
こう言った。

「ちょっと、起きてよ。外を見て。」

「なんだよ、どうしたんだよ。」

「うちの家の木で、人が首をつっているのよ。」

「え〜!」

そこで目が覚めた。
最後は、狭くて暗い実家の庭に
不自然なくらいまっすぐに上から垂れ下がるロープの影
という絵であった。

なんて目覚めの悪い夢だろう……
目が覚めてしばし呆然である。

何日か前に見た心霊番組の影響か……
ネットで見た怪談の記憶か……
はたまた昨晩テレビで片岡愛之助が
心霊体験を語っていたのが頭に残っていたのか……

しかし、怖いというよりも
ワタシは腹が立ったのである。
  
なんちゅう夢を見せるんじゃい!
どういうつもりじゃい!
人の安眠をじゃましやがって!
相手が良くわからないまま、
ワタシは怒った。

そして朝まで良く眠ったのであった。