2015年7月2日木曜日

わが地元に「ムーミンテーマパーク」だと!

埼玉県飯能市の宮沢湖畔に
ムーミンのテーマパークができるのだと。
名前を「metsä (メッツァ)」と言い、
2017年の開業を目指すらしい。

まさに寝耳に水!

ここ何回か納骨がらみで
すぐ近くの霊園にタクシーに乗って行ったのだが、
誰もそんな話は一言も言っていなかった。

「少し人口が増えているようでも、

 結局介護施設に入るお年寄りが増えているだけだから、
 お金は落としてくれないんですよね。」

とか


「ハイキングで人が大勢来てはいるんだけど、

 食べ物はそれぞれ用意してくるから、
 地元にはお金を落としてくれないんですよねぇ。」

みたいな、ため息混じりな寂しい話ばっかりだったのに。

ムーミン公式サイトにも載っているので

間違いはなさそうである。
ついでにコンセプトイメージを見てみたら、
どうやら自然景観を活かして
ムーミン谷を再現するわけではないらしい。



ムーミン・ミュージアム的なものと、
フィールドアスレチック的なものなのかな。
もしそうなら中途半端なんじゃないかなぁ。

少なくともこのイメージ写真からは、

言っては何だが、何だかいかにも安っぽい、
会議室で妥協の産物的に決まった感じが漂うなぁ。
少なくともこのイメージ写真に
GOサインを出したってことが
こだわりの薄さを物語っている気がしてしまうのである。
大コケしなければ良いが……

だってやるからにはお手本は、

「三鷹の森ジブリ美術館」でしょ絶対。 
ムーミンて、
それだけのオリジナリティーと
コンテンツと人気がある世界だもの。
  
何よりまずムーミンの世界にどっぷり浸れるような、
そしてマニアックなムーミンファンをうならせるような、
コアな場所にしないとダメだよ。
作り手のこだわりが感じられないとね。
そして、逆に余計なものはバッサリ切り捨てるくらいじゃないと。

ちなみに飯能にはすでの別の場所に

あけぼのの森自然公園」というところがあって、
ムーミン谷的世界が少しだけ再現されているのである。



ワタシも小学生以来のムーミン物語(全9巻)ファンだが、

だからこそテーマパークへの目は厳しいのである。
まずこの風景を越えるくらいじゃないとね。