Mac OSを〝El Capitan〟にアップデートしたら
Kindle書籍dataを作るための肝心要のソフト
Kindle Previewerが起動しなくなってしまったのだ。
最新版のver.2.94でもダメである。
Kindleダイレクト・パブリッシングに問い合わせたところ、
以下のような回答をいただいた。
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現在、MacのOS アップデートに伴い、Kindle Previewer における問題が発生していることが分かりました。
Kindle Previewer を起動させることができない場合には、以下の手順にて、Java SE 6 ランタイム、及びX11をインストールしていただきますと、Kindle Previewer をご利用いただける可能性がございます。
お忙しい中お手数ですが、お試しくださいますようお願いいたします。
1. 以下のリンクより、Java SE 6 ランタイム(Java for OS X 2015-001)をダウンロードします。
http://support.apple.com/kb/DL1572
2. 以下のリンクより、X11をインストールします。
http://xquartz.macosforge.org
X11 に関しましては、以下アップル社のページをご参照ください。
http://support.apple.com/ja-jp/HT5293
Mac再起動の後、Kindle Previewerが正常に作動するかご確認ください。
既にX11をインストール済みのお客様で、問題が解消されない場合は、一度X11をアンインストールし、再度X11のインストールをお試し下さい。
この段階で、Kindle Previewerが正常に作動していない場合のみ、次のステップにお進みください。
3. Kindle Previewer のフォルダにある、“Launcher”ファイルをテキストエディタなどで開きます。
例: /Applications/Kindle Previewer.app/Contents/MacOS/Launcher
お客様のMacの環境によってKindle プレビュー ツールが入っている場所は異なります。上記のパスはアプリケーションに入っている場合です。
4. Launcherファイルの2行目に、以下のパスを入力し、保存します。
export JAVA_HOME=/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/Contents/Home
5. ファイルの一番下の部分において、"java" が2か所にあります。
この2か所の "java" の両方を "${JAVA_HOME}/bin/java" に置き換えてください。
6.ファイルを保存し、クローズします。
7. ここまで進みましたら、Kindle Previewerを起動させ、問題なく動作するかをご確認ください。
起動ができない場合には、X11の再インストールをした後、Macを再起動した上で、Kindle Previewerの起動をお試しください。
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ちょっと不親切なので補足しておくと、3で
「Kindle Previewerのフォルダにある、“Laundher”ファイルを」
とあるが、Kindle Previewerは一見アプリケーションで、
いわゆる普通の「フォルダ」仕様にはなっておらず、
ダブルクリックするとソフトが立ち上がってしまう。
そこで右クリック(control+クリック)してサブメユーから
「パッケージの内容を表示」を選んで中身を表示させた上で、
contentsフォルダ→MacOSフォルダ→Launcherと辿る必要がある。
あくまで直る「可能性がある」ということでのアドバイスで、
実際、ワタシの場合はこれを試しても直らなかった……あぁ。
早くEl Capitan対応版が出て欲しいのである。
新刊の発売だけでなく、既刊の改訂版も出せないからなぁ。