2015年1月18日日曜日

久しぶりに職場の夢

見たことのない職場である。
広い職員室でたくさんの教員が動き回っている。

生徒はいない。


新年度&新体制になって、
教員それぞれが
新しい場所に移動した自分の机まわりを片付けたり、
お隣さんになった同僚と立ち話をしていたり、
新しい分掌仲間と打ち合わせをしていたり、
連れ立って何かの準備をしに出かけたりしているのだ。

ワタシはとにかく早くこの場から帰ろうとしている。

とにかく今日はもうここにいたくないと思っている。
自分の職場だとは思うのだが知っている人はいない。

なんとなく他の人たちも

早く仕事を終えようとしている感じがする。
もしかしてこの後飲み会だったらますますいやだなぁ、
そんなことを考えながら
帰るタイミングをうかがっているのだ。

な〜こがワタシを迎えに来てくれているのだが

教員か事務室の人かに捕まって話し込んでいるのが見える。
何を話しているんだろう?

そうこうしているうちに

他の人たちがぞろぞろと別室に移動し始める。
そうか、まず全体で会議があるんだな。
その波に流されるように会議室に行くと、
会議用長テーブルには名前シールが貼ってあって
どこに誰が座るかが決められているのだ。
 
でも他の人はもう“前回の会議”に出ているので
名前を剥がしてしまっている。
ワタシは前回の会議には出なかったので、
ちゃんとまだシールが貼ってあるのである。
わぁ、いやだなぁと思う。

何か忘れ物をしたふりヽヽをして職員室へ戻る。

ほとんどもう空っぽの職員室に
“見たことのない仲良しの同僚”がいて、

「荷物はロッカーに持って行っておいたよ」

と言われる。なんの荷物かな?
とにかく、やっぱり今帰ることはできないか…

そう思って困っているところで目が覚めた。

いまだにこういう夢が出てくるのである。

いかにストレスが大きかったかがわかるなぁ。

具体的に一つ一つ考えると、それほど嫌なことなんて無いのに、

なぜか、どうしてもいたくない/いられない
    どうしても行きたくない/行けない

というのが、ダウン寸前だった当時の

ワタシの状態であった。
精神的に追い詰められていたことを
実に良く物語っているのである。

この先どんどん元気になっても

こういう夢は時々見るんだろうきっと。
それはワタシの心にもう刻まれてしまったのだ。
その傷を抱えて生きていくしかないのである。

でも元気になってきたおかげで


「ああ、なんか凄い体験をしたんだなぁ。」


って、以前に比べてちょっと

客観的に見られるようになってきた気がするな。

それはきっとCGで描く世界とか

翻訳の日本語に込める気持ちとかに
ちゃんと役に立っているんじゃないかな。