2015年1月20日火曜日

Kindle本第11弾は「ジャングル・ブック」

翻訳本第11弾となる次回作は
「ジャングル・ブック」ラドヤード・キップリング
に落ち着きそうである。

その他の候補としては


「トム・ソーヤの冒険」マーク・トウェイン

「砂の妖精」E.ネスビット
「ドリトル先生航海記」ヒュー・ロフティング
「ポリアンナ」エレナ・ポーター
「怪盗紳士ルパン」モーリス・ルブラン
「ジキル博士とハイド氏」R. L. スティーヴンソン
「秘密の花園」F. E. バーネット

などがあるので、

まだひっくり返る可能性もあるけども。

「吸血鬼カーミラ」はずっとやりたかったのだが

やっぱり児童文学という路線からは
ちょっと外れた感じがしていたので、
今度は児童文学に戻ってきた感じがする。

でもこの「ジャングル・ブック」も

一筋縄ではいかないのである。
何と言っても
まだ日本で完訳本が出ていないのだ!

原著には「The Jungle Book」と

「The Second Jungle Book」という二冊があり、
邦訳されているのはこの中の
モーグリという少年に関係した話だけを抜き出して
一冊にまとめたものなのだ。

これほど有名な作品なのに完訳されていない・・・・・・・・とは!




確かに散文と韻文が入り混じり、
モーグリの話以外にもいくつも話が出てくるので
モーグリ譚としてわかりやすくまとめたくなるのはわかる。
でもそれはやっぱり完訳本がちゃんとあってのことだろう。
そうでなければ作者に失礼というものである。

という使命にも似た気持ちがふつふつと湧いてきたので、

本邦初の「The Jungle Book」完訳本を目指したいと思う。
その後「The Second Jungle Book」も出したい。

さて、梅が咲き始める頃には出版できるかな。