「砂の妖精サミアド」の年内発行を目指して
連日の集中翻訳作業が続いているのだ。
家にこもって作業しているから
ブログに書くネタにも困るほどである。
しかしどうにか第一回の校正が終了した。
長い作品だと言い回し(「お願い」/「願い事」など)や
表記(「髭」/「ひげ」/「ヒゲ」など)や
話し方(「〜だ」/「〜じゃ」とか)などに
整合性を持たせなければならない。
第一回の校正は、文字校正だけではなく
そうした表現の確認や修正も行うから
かなり大変で、重要な作業なのである。
もちろん読んでいて
文章がスムーズに流れるような訳も目指す。
そして第二回目の校正は
文字校正と並行してルビ付け作業を行う。
長いと、これもうルビ振ったっけ?と迷うことが多く、
そういう場合は「前検索」をかけて
ヒットするかしないかで既出かどうかを確認するのだ。
結構面倒なのである。
今回なぜか図版が2点、どうしてもepubファイルに入らない。
いつもの「でんでんコンバーター」を使っているのだが、
出来上がったepubで図版が2点抜けるのだ。
残り53箇所はちゃんと入っていて、
それと同じように文中で画像挿入指定をし
同じようにjpegファイルを用意しているにもかかわらずである。
仕方ないのでSigilで読み込んで、図版を取り込んで完成させる。
Sigilだと問題なく読むんだよなぁ。
一手間多くなって面倒にはなるが、
でもとにかくちゃんとしたものが完成すれば良いのである。
クリスマスはどういう状態で迎えることになるのやら。
でももう少しだ。がんばるぞ。