ウクレレ断ちをしていたわけではないのだ。
弾く気にならなかったというか、
弾く時間が惜しかったというか、
とにかく翻訳の方に気持ちが向いていたのである。
でも「砂の妖精サミアド」も出せたし、
楽天Koboでの出版も開始できたし、
年賀状も出し終わったし、というところで、
やっとウクレレを弾こうという気持ちになった。
もちろんウクレレ教室では1時間〜1時間半ずっと
弾いているわけだから、
弾いていなかったわけではないのだが、
自宅で自由に曲を選んで
〝三昧〟っていうほど弾くのは
1ヶ月ぶりくらいになるかなぁ。
そして、今までもそういう風に感じたことはあったのだが、
今回も、久しぶりに弾いてみて
ちょっとうまくなっている気がしたのだ。
指使いとか苦労していたところが、
休んでいた間に、体に染み込んだみたいな感じだな。
いきなり集中して弾いたので左手の指が痛いが、
それも懐かしく心地良いのである。
こうやってウクレレを楽しんで、
少し頭と目と体をほぐさないとだな。
性懲りも無く教則本をまた注文してしまったのだ。
そのうちの一冊はキヨシ小林氏の
「ウクレレ/ニューミュージック」という本だ。
「心の旅」とか
「『いちご白書』をもう一度」とか
「ワインレッドの心」とか
「いっそセレナーデ」とか
フォークの一時代後の懐かしい曲が弾けるのだ。
届くのが楽しみだなぁ。