160Gの大容量を誇るiPod classicは、
2014年に生産終了してしまった。
当時の値段で42,800円だった。
そのiPod classicを2012年に買って、
以来5年に渡りずっと使い続けていたのだが、
さすがにバッテリーの持ちが悪くなった。
今はかつてのiPodはAppleのサイトからも姿を消し
〝電話機能のないiPhone〟である
iPod Touchに取って代わられて、
すでにもう音楽専用機ではなくなった。
買い換えるなら最大容量の128GMだろうな。
となると38,800円の出費か……
と思っていたのである。
ところがなんと、
バッテリー交換をAppleでお願いすると、
新品と取り替えてくれるということを知ったのだ。
その理由は、
「バッテリーだけの交換はできないため」
なのだとか。
つまり、〝Apple側の都合により〟
バッテリー交換代だけで
新品のiPod classicが入手できるのだ。
実際、さすがに5年も使い続けていると、
バッテリー以外でもガタがきていた。
コネクター回りが接触不良気味で、
iMacがiPodを認識しないことも増えていたし、
表示されるアルバムカバー表示も
けっこうグチャグチャになっていたのだ。
本体ごと交換だなんて、願ったり叶ったりである。
ということで、
渋谷Apple StoreのGenius Barを予約し、
今日「バッテリー交換」ということで
お店に行ってきたのである。
〝バッテリー交換〟はあっさり終わった。
今持っているiPodが、取り敢えず動くかの確認をし、
(あくまで「問題はバッテリーだけ」というスタンスでの
サービスなのだろう)
iPod classicであることを型番でチェックし、
「本体交換となりますが、よろしいですか?」
という説明と確認があり、
すぐに新機種本体のみを、ほぼむき出しで渡され、
あとは精算だけであった。
その「バッテリー交換代」は
税込 7,128円也。
コネクターの接触不良も解消され、
今120GB以上ある音楽データの同期中である。
ああ、嬉しい!
また快適な音楽ライフが遅れるぞ!
しかし、平日だと言うのに、
どうしてあんなにApple Storeって混んでいるんだ?
あ、一応今日は〝プレミアム・フライデー〟か、
いやいや、それは明日か……
って言うか、それってすでに死語ですか?