2012年9月14日金曜日

伊豆高原一人旅<後編>

結局宿に居る間の食事は自炊となった
炊飯器は備わっていないのでスパゲティが基本である
スパゲティが茹でられる大鍋はあったので助かった

でも初日の夜はプチ贅沢で
サーロインステーキの一気食いをしたのだ
スーパーで買った肉を自分で焼いて
塩コショウだけで味付けして食べたのだ
本当はスパゲティと一緒に食べようと思っていたんだけど
IHヒーターが一口しかなかったので
コース料理のように順番に作っては食べることになった

だから最初にただステーキだけを頬張ったのであった

それはそれで贅沢気分満喫かも〜
われながらレア気味な焼き具合もGOODで美味かったなぁ


単品で皿に盛られていると

試食コーナーみたいな感じがしないでもないが(悲)
味が良かったので許すのである

スパゲティも食べてお腹がふくれたところで

部屋の電気を暗くし持っていったiPodでBGMをかけ
網戸から音が少し外に漏れるようにしてから
ビール片手にベランダに出た
依然としてハダカであるが
夜は結構涼しくて蚊に刺されることもなかった
BGMはゴンチチとオータサンである


森の先に点在する家の灯り

海の向こうに浮かぶ大島の漁港の灯り
その近くを航行する船の灯りだけが暗闇に浮かんでいる
時間だけがのろのろと過ぎていく 
夜は涼しくとても心地よい

しばらくして眠くなってきたからそのまま寝る

できるだけ腕時計は見ないようにしていたが
朝陽が昇るところは見たかったので
窓の遮光カーテンは半分開けて寝ることにした

そして朝4時半頃に目が覚める

朝陽はまだ出ていないのに自然と目覚めてしまったみたいだ
そこからじっくりと朝陽が昇るのを
トマトジュース片手にベランダで眺めた…ハダカで


次第に部屋も朝陽の赤に染まっていく

空の色も海の色もぐんぐん変化していく
虫や鳥の鳴き声が大きくなる 
大スペクタクルショーである

見終わると眠気が襲ってきて昼頃まで寝てしまう

起きてからはご飯を作って食べたり
近くのコンビニに飲み物を買いに行ったりはしたけど
基本的には日がな一日ベランダで海を見て過ごした


二日目の夜には外に出て満天の星に見入って寝た
三日目の朝にはまた早起きして日の出を見た
陽が射す様子や海のうねりかたなどが違う
時間を忘れるなぁ

こうしてほとんど森と海を見て過ごした二泊三日であった

何かに追い立てられていたような日々の生活から
少しは自分を解放することが出来た気がする

もちろんせっかく伊豆にまで行ったんだから

海の幸も食べましたよ〜
着いた日に「海鮮丼」で帰る日に「アジ丼」である
本当に何もしないで過ごした満足満腹な旅であった 


チェックアウトの時に宿のご夫婦とお話をしていて

帰り際に画集をプレゼントさせていただいた
なぜか行く前からプレゼントしたいと思っていたのだ
予想通り宿のご夫婦はとても明るく気さくな方だったので

「ギャラリーがあるということなので、絵にご関心がお有りかと思いまして…」

とか言いながら渡してしまった 

奥様は「え〜?写真じゃないんですか〜?」って喜んで下さったし
旦那様は「Photoshopとか使われているんですかっ?」って
興味津々な反応を示して下さった
うれしうれし

また近いうちに羽を伸ばしに…そしてハダカになりに行きたいな〜