昨日はデザフェスでブースに来てくださった
“額縁屋さん”がわざわざこちらまで
ご相談に来てくださった。
実際は“額縁屋さん”ではなく、
農業温室分野の業界トップで、
事業拡大によりエクステリアや
インテリアフレームも手がけているという会社で、
近場では川崎ラゾーナや二子玉ライズの
トップライト部分なども担当されたのだという。
昨日お会いしたのは、
その額縁事務部長さんなのである。
インテリアフレームは
島忠などのショッピングセンターやホームセンターに
卸しているとのこと。
まだまだアイデアの段階だけれど、
1.従来のフレームに入っていた無味乾燥な絵や写真に代えて
少し個性のあるものを使いたい。
2.買い物ついでに、気軽に絵を買って、
部屋に飾れるような作品を販売したい。
そのための売り場もきちんと確保したい(すでに交渉中)。
というようなお話であった。
1の方はまぁすぐにでもできるのだが、
できれば一歩進めて、2の方をやりたいとのこと。
でもどういう品物が良いのか、実際に作れるのか、
その際の契約はどうすれば良いのか、まだ検討中なのだそうだ。
1にしても、今までは業者から絵や写真を買っていたらしく、
今、数人の作家さんとコンタクトを取っているのだが
個人的に契約するのは初めてなことらしい。
ワタシもまったく検討がつかないのである。
買い物ついでに気軽に買ってもらえるモノなら、
やっぱり1,000円くらいじゃないかと思うのだ。
原価率25%ほどだと言うから、
その場合は250円で作らなければならない。
つまり作家さんに、そこからどれくらい支払えるのかである。
契約の仕方にもよるしね。
そんなことをあれこれ雑談して、昨日は終わってしまった。
また次回もあると思う。あれば良いなぁ。
島忠とかにワタシの絵がずらっと並んだら、とても嬉しいしなぁ。
ちなみに、その方がデザインフェスタに行かれたのは、
そもそもは作家探しでもなんでもなく、
「コミュニケーションが苦手な」ご子息に
ご夫婦でデザフェスへの参加を勧めて、
その搬入を手伝うためだったという。
そのお話を聞いて、「ん?」と思ったのだ。
ワタシの直感は正しかった。
後でメールでやりとりした際に、
その方のご子息が不登校(経験者かな?)であることが
判明したのである。
そう言えば昔、銀行で口座開設か何かをした時だったか、
本来事務手続きだけを粛々と行うはずの年配の男性担当者から
不登校のお子さんを抱えて困っていると
真剣に相談をされたことがあった。
真昼間に契約に行ったので、なぜ昼間に行けたかという説明を
わたしがちょこっとしたのがきっかけだったと思う。
当時は単位制昼夜間定時制高校に
夜間時間で勤務していたからね。
不登校のお子さんのことで苦労されている方は
とっても多いんだろうなぁ。
今回の相談内容とは関係ないんだけど、
なぜかご担当の方に、親しみを感じてしまったのである。
久しぶりに昔の“不登校サポート魂”が揺さぶられたか。
今更ワタシには何もできないんだけれどもね。