かつては1日1ℓ飲んでいたこともあるビールであるが
2006年の秋頃から急に飲めなくなったのだ。
ちょっと飲んだだけで二日酔いしてしまうし、
飲んでいても美味しくなくなったのである。
病休後はずっと、足掛け6年もの間
頭痛・首痛・吐き気に苦しんでいたから、
アルコールをほとんど飲むことができなかった。
おそらく2006年にビールが飲めなくなったのは
すでにダウンに至る前兆だったのだろう。
つまりカラダに蓄積された疲労が限界に来て、
それが8年前から実際にカラダに出て来ていてのである。
二日酔いの経験のある方には分かっていただけると思うけど、
アルコールを一滴も飲んでいないのに
突然二日酔いのような状態が延々と続くのである。
ちょっとした地獄の責苦である。
ダウンして精神科にかかって、
適応障害→うつ病というふうに診断名がついたわけだけど、
やっぱりメインは体調不良であった。
文字通り“カラダを壊す”ことになったのだと思うのだ。
これがとにかくツラかった。
この間の草津温泉では初日にしょっと不調だったために、
旅行先でビールを飲むというのは
次回に持ち越すことになったけど、
その後わりと普通にビールが飲めるようになったのだった。
飲んでも頭痛にならないし気持ち悪くもならないし、
翌日二日酔いにもならないのである。
何より、飲みたいという気になったし、
飲んで美味しいと思えるようになったのだ。
ビールを大量に飲むというのは
年齢的に生活習慣病のリスクが高くなるから
もちろんある程度控えなければならないこと分かっている。
ただ、ずっと回復のバロメーターだったことは確かで、
そういう意味では、8年間戦い続け耐え続けて
やっと2006年頃の体調にまで戻ったらしいという、
一つの証なのである。
もちろんまだ“人体実験”段階であるから
予断は許さないところではあるけれども。
ということで、飲み過ぎないようにせねばである。
ああ、そんなことがまた言える日が来るなんて…(涙)