先週の草津旅行中に
かつてMacの書籍を出した時の編集担当の方から
久しぶりにメールをいただいたのであった。
もちろん年賀状のやり取りはしていたのだけれど、
普段メールをいただくのはとても久しぶりである。
ただ、今年の年賀状で
「いつかまた、ご一緒にお仕事がしたいと思っています。」
というような一言があったので、
もうお仕事のお付き合いは過去のもの、
というわけではないのかな、と思ってはいたのだ。
メールの内容は「littleBits」という電子工作キットの
連載記事を書いてみませんか?というものだったが、
今はKindle翻訳本の“お仕事”に集中しているという話をして
丁重にお断わりしたのである。
そうしたら、実は今epub形式のデジタルブックに興味を持っていて、
編集という仕事上でもぜひ知りたい分野だというお話が来て、
やり取りしているうちに、何とワタシのデジタル書籍作りに
ボランティアでお手伝いいただけることになったのだ。
本職/現役の書籍編集者である。
それも誠実で穏やかで、きちんとした仕事をされる方だ。
翻訳原稿を作り上げた後の作業、
つまり文字校正、ルビ付け、脚注、図版レイアウトなどを、
お任せできるかもしれないのである。
うひゃ〜っていうくらいありがたいお話である。
ただし先方はinDesignという
高額多機能DTPソフトをメインに使用されているが、
ワタシは「でんでんコンバーター」という
無料ウェブサイトでファイルを作っていたので、
そのあたりをすり合わせるというか、
作業分担をきっちり切り分ける必要がある。
ワタシにはinDesign買う余裕ないしね。
果たしてどうなるかまだ分からないけど、
とにかく共同作業を楽しみに、まずは翻訳に力を尽くすのである。
しかし実にありがたいことだなぁ。