2014年9月10日水曜日

美術館コンペチームでお疲れさま飲み会

先週関係書類の発送を終えてコンペ作業も終り、
昨日はお疲れさま飲み会があったのだった。
体調は朝からすぐれず、夕方からの飲み会に備えて
昼間は横になったりしていたのだけど、
雨の中を行って来ることができた。
それ一つ取っても大きな進歩である。

声をかけてくれた、かつての高校の同級生であり

今は建築デザイン会社社長のマンション兼事務所に集まり
生ハムとかピザとかをつまみながら
用意されていたワインとワタシが持っていったビールで
お祝いをしたのである。

建築やデザインの話になるとちんぷんかんぷんだけど、

高校の時のことや音楽の話、そして今回のCGの話題になると
スイッチが入ったようにしゃべりだすワタシとしては、
けっこう疲れた飲み会であった。
それでもかなりワタシのCGを評価してくれていたようで、
それももう一人の関係者はロンドン在住の
デザイン学校の講師だというのだから嬉しいではないか。

「絵を見ると、それを楽しんで描いているかどうか分かります。

 もんさんはかなり楽しんでくれていたようですね。」

と言われたのだ。大変だったけど確かに楽しんだ。


提出書類は、概要などをまとめた簡単なレジュメと、

A1に引き延ばして出力し、審査の時に並べることになっている
イメージ図4枚からなるのだけど、
そのうちの3枚は、ワタシのCGがデカデカと使われているのである。

そういう仕様に沿ってイメージ図を大きくするのかと思ったら

特に何か指定があるわけでは無く、わがチームの戦略なんですと。
つまりワタシのCGを全面に出すとインパクトがあると
思ってもらえたようなのだ。
それでもうこの夏の苦労は報われた気がしたのである。




ワタシは太陽光の色合いや水面のきらめき、
そして建物の鏡面部分への反射や映り込みや、
木製のランドスケープ部分の美しさなど、
できる限り活かして、絵として魅力的なものにしたかった。
それが通常の建築CGパースにはないイメージ図になったようだ。

一次審査の結果は10月末〜11月初旬らしい。
恐らく全世界で数千のエントリーがあり、
それがわずか6つに絞られるのだ。
とにかくもう何もやれることはない。ただ待つのみである。
ちょうどデザインフェスタに出展の準備で慌ただしい頃、
忘れていたところにお知らせが来るんだなぁ、きっと。

場違いな感じがぬぐえないまま、ワインとビールを飲んでいたので
昼間の不調もあって予想通りの頭痛になってしまったけど、
無事家にも帰れたし、二日酔いにもならなかった。
これまた大きな進歩だと言えそうである。