Kindle書籍として販売開始してから1年半、
「あしながおじさん」に2つ目の、
今度は好意的なコメントがついた。
「ら抜き言葉、敬語の間違い」などを指摘された
最初の否定的なコメントがついたのが
発売1ヶ月後くらいだったが、
やっとそれに対抗する好意的なコメントがついて
印象として、買っていただき易くなった気がする。
校正をし直して改訂版を出しても、
一旦ついたコメントは
コメント内容に明らかに誤りがあるなど
よっぽどのことがないと消えないようなので、
低評価コメントはとても恐ろしいのである。
改訂版を出すたびに、Kindle側にも
コメントの削除をお願いしたが
結局何も変わらなかった。
となれば、高評価コメントがつくのを
祈るようにして待つしかないのだ。
そして我慢して待つこと1年半、
やっと「あしながおじさん」が
プラマイゼロみたいなところに
戻ってこれた感じだ。
結局コツコツと続けていくしかないんだなぁ。
あれでショックを受けて、腐ったり投げたりして
Kindle翻訳に身が入らなくなっていたら
今の《望林堂完訳文庫》はなかっただろう。
大事なのは、打たれてもやり続ける力、だな。
そうすれば、いつかいろいろなことを乗り越えて
何かの形になってゆくのであろう。
例え最初思い描いていたものとは
多少(あるいは大きく)違うものになったとしても。