2009年5月13日水曜日

睡眠薬「ロヒプノール」追加

約一ヶ月ぶりの定期検診で、久しぶりにジェロ先生に会ってきた。さすがに連休後ということなのか、いつも以上の混雑ぶりで、イスに座り切れず廊下に立って待っている人も多かった。
   
わたしも朝7時15分に診察券を出しだのに、立ったまま本を読みながら待ち続け、お呼びがかかったのは10時半近かったろうか。でもそれほどイライラせずに済んだのは、大分気持ちが安定してきているからかもしれない。

診察室へ入ってからもわたしはいつもより饒舌であった。一月分の出来事を話さなければならない。黙っていると少し質問されただけで「じゃあお薬だしておきますから」ってジェロ先生の診察は終わってしまうから。
   

【今日話した内容】 
▼4/29に屋外でのウクレレ・パーティーに一人で参加できたこと。その後も特に不調にはならなかった。 
  
▼年度が変わって、わたし無しの体制で動いていると思うと、「いるはずなのにいないで迷惑をかけている」という自己嫌悪がなくなり、精神的に大分安定した。 
  
▼それでも職場に戻る気力はないし、連絡を取りたいとも思えない。従って最初の“適応障害”が病名としては一番当てはまるように思う。 
  
▼「何かやってみたいお仕事とかありますかにぃ?」と聞かれたので、「『英語』を教えてきたので、翻訳のような仕事とかならできそうな気がします。人とあまり会わないですみますし。ブログを書いたりして、文章を書くことはできていますので。」と答えた。「なるほど〜」とジェロ先生は言っていた。 
  
▼診断が終わりになりそうだったので、「実は睡眠がまだ不安定で、鼻炎薬の方が眠気が強かったくらいなんですが。」と切り出してみた。正直睡眠薬を増やしたり強くしたりするのは気が進まないのだが、カラダのストレスを抜くためには、朝まで目覚めない深く良質な睡眠を取りたいと思ったのだ。そうしたら「ロヒプノール」という睡眠薬を処方された。
    
   
さて、ちょっとハイだったかしら。一ヶ月ぶりにジェロ先生に会えてうれしかったかも。花粉症は治ってられたようだった。次は3週間後だ。「精神科」に通うのも慣れたなぁ。最初はおっかなびっくりだったけれど。

さてこの「ロヒプノール」、帰ってからさっそくネットで調べたところ、血中濃度半減期が7〜8時間という「中間型」の睡眠導入剤。ちょうど平均的な睡眠時間に近いので、起きてから眠気が残りにくいというところが良いところらしい。加えて依存性が低い、脂肪に溶けにくいので太っていても効果をフルに発揮できるという特性もあるとのこと。期待できそう。

処方箋を持っていった薬局では、「時々、慣れるまでふらつきや吐き気をおぼえる方がいらっしゃるのでご注意下さい。」と言われた。もう吐き気はいやだなぁ。

これでレンドルミン(短時間型)、ロヒプノール(中間型)、ベンザリン(長期型)と3段階の睡眠薬が揃った(揃えてどうする)。レンドルミンは適宜だけどなんとなくお気に入り。でもベンザリンはちょっと効かないなぁという感触。

そして何気に「薬局のお薬カード」見ていたら「ベンザリン」の項目に「アルコールを含む飲料水はこの薬の作用を強くしますので、医師の許可が出るまでアルコールは控えてください」と書いてあった。

「え〜っ、ジェロ先生何も言わなかったよ〜、ちゃんと薬処方する時に注意事項として伝えてよ〜」
  
が第一印象。そして
  
「アルコール(ビール)飲んで、ベンザリンをベンザリン・ストロンガー化してたのか。でも、それでも眠りが十分でなかったというのは、やっぱり自分には合っていないんじゃないかなぁ」
  
が第二印象。

だからベンザリンも引き続き処方されてはいるけれど、服薬やめようかなぁと思案中。また今夜から新たな人体実験の開始でございます。