2009年5月19日火曜日

「LPレコードデジタル化」敢行

今日は超お手軽アナログLPデジタルデータ変換用新兵器「デジタルジュークボックス」によって、LPレコードのデジタル化に挑戦した。

CDからも直接mp3形成期のデータが作れるのだが、CDからなら、自動で曲ごとにファイルを分けてくれる。しかしレコードだとそうはいかないので、取りあえず片面ずつmp3データ化してみた。片面1データ、つまり片面1曲扱いである。

録音ボタンを押して録音開始になったら、レコードプレーヤー上のLPレコードに針を持っていって下ろす。うわ〜、懐かしい〜この感覚。でも完全マニュアルで、レコード盤の端5mm程の幅に針を下ろすという、めちゃくちゃ難しく緊張する作業。

何回も失敗しながら、今日は以下の4枚がデジタル化できた。左から「In The Region Of The Summer Stars」(The Enid)、「Aerie Faerie Nonsense」(The Enid)、「Night On Bald Mountain」(Fireballet)、そして「NEKROPOLIS Live」(NEKROPOLIS)だ。The Enidの2枚はCD化が難しいと言われている1976年、1977年のオリジナル版だ。








心配された音質もそこそこ健闘してるぞ。聴ける聴ける。ただ入力レベル調整ができないので、あまり大きな音だと割れ気味なところとかあるのが残念だけど。レコードのトレースノイズも、アナログのレトロな雰囲気が出ていて逆にいい感じだ。

ただ、どうしてもレコードに針を乗せる瞬間に、うまくいっても「プツッ」とか「ジャジッ」とか音が入ってしまう。これは聴き苦しい。曲が始まってしまえば、多少レコードのアナログノイズが入っているのもオツかとも思うが、始まりと終わりはきれいにいきたい。

そしてまた、片面1曲扱いというのも、当然途中の曲から聴くこともできないだけでなく、iTunesやiPodで表示される際に、曲ごとにきれいに曲名が並ばないのが非常に残念。う〜ん。

そこでネットで調べてゲットしたのが「Audacity」(右下図)という、フリーウェアのデジタルオーディオエディタである。

これでLP片面分のmp3データを読み込み、不要なノイズのカットと、曲分割をしてみた。イコライザーとかもかけられるし、その気になればかなり音がいじれそう、今はそこまでやる気にはならないけど。

mp3データの読み込みと編集は簡単なんだけど、保存にはLameというエンコーダーのインストールが必要なことがわかったが、これもすんなりインストール完了。

とうことで、曲ごとにファイル分割ができただけでなく、「アーティスト名」、「トラック名」(つまり曲名)、「アルバム名」、「トラックナンバー」(何曲目かっていうこと)などのデータも入力できるので、完成したデータは、CDから読み込んだのと同じように、iTunes上に表示される。超カッコいい(下図)。


明日はいよいよ「ネガスフィア」のデジタル化に挑戦してみようっと。これならCD化されていてもLPがあれば結構CD買わないで済むものもあるかも、とか思った。そのあたりは、もう少し聴き込んでからですね。