2014年5月23日金曜日

「ケンジントン公園のピーター・パン」は難物である

一見すると分量は少ない
ところがこの翻訳作業がなかなか進まない

まず極端に会話が少ない
会話部分があっても改行せずに
地の文の中で終らせてしまう

それから段落分けもとても少ない
つまり一段落がやたらと長く
本来なら段落を分けた方が良いような
いくつかのトピックが含まれていたりする

大きな事件が起きない
だから特殊な状況に置かれた
鳥と人間のどちらにもなれないピーターの
幻想的なんだけど妙にリアルな生活が
淡々と描かれているのだ

だから分量が少ないように思える割に
中味が濃く翻訳が難しく
頑張ったつもりなのに
思ったほどはかどっていないという
残念な感じになってしまうのである

ふう…今回も既刊の翻訳本や
ネット上の翻訳例などを参考にさせていただいているが
なるほどと納得する部分と
それは違うんじゃないかという部分とがある
だからここで決定版を作りたいという
大きな野心がむくむくと湧いてくるのだ

でも今日はもう疲れたな
よく頑張ったぞ…ページはあんまり進んでいないけど