2014年5月13日火曜日

デリカシーのない母サマ

来週早々に入院・手術という母サマのところに
いつものように今日も行ってきたのだ

「入院の日なんだけどね、付き添えるのかどうか早く決めて欲しいって。仕事を休むかどうか決めなきゃいけないからって。」

わが弟くんがそう言ったらしいのだ
と言うよりは
どうも母サマがそれを伝えようとすると
こういうカチンと来るような言い方になるみたいである

しかしなんというデリカシーのない
自分勝手で人を傷つける物言いであろうか

ワタシがグズグズしているから物事が決まらない…みたいな
ひどく失礼な言い方なのが分からないのかなぁ…
分からないんだろうなぁ

「『もし行ってもらえるなら嬉しいけど、仕事の都合があるから、無理だったら早目に教えてくれないかな?じゃないの? ワタシが言うと逆に恩着せがましくなっちゃってイヤなんだけどさ。」

ワタシは思わず声を荒げて言ったのだが
母サマはワタシが何を怒っているのかピンと来ない様子で
ちょっとオロオロしているだけであった
面倒くさがってるとか思われたらイヤなので
グズグズ言うのは止めたけど…

せっかく気を取り直して入院準備の話をしていたら
しばらくして今度はこう言われた

「○○さんから言われたんだけどさ、今こうしていろいろやりに来てくれてるのはありがたいけど、仕事にも付かないで将来年金もらう段になってどうするつもりなのって。ちゃんと考えた方がいいよって。あんまり言われたくないことだと思うけど、大事なことだから言っておくよ。」
 
それって何ですか?
ワタシが仕事したくなくてフラフラしてるって思ってますか?
ニートかワタシは?
○○めが、事情も知らないで知った風なこと言うなよ
そこが一番苦しんでるところなんじゃないか

「余計なお世話だ、あなたは何も分かっていない、って言っておいて。」

取りあえずそう吐き捨てておいたけど
やっぱりピンと来ていない母サマなのだ

はあ…本当に実家に行くと気が滅入るのである
  
それでも入院に必要な書類を一緒に書き上げ
持参する身の回りのものを一人で買いに行ってきた
女性下着売場に行って“グンゼの下着”っていうのも買った
簡単に履けるかかとのついた室内履きも注文してきた
そしてほぼ必要なもののメドはついたのだった
あぁなんて偉いんだろうワタシって…

朝から不調気味なところでそんな思いをして
実家から帰る頃には頭痛がし始めていたけど
な〜こがとびっきりの笑顔で癒してくれたのだった

本当にな〜こがいなかったら
ワタシはどうなっていたか分からないなぁ
6年前もそうだけど今でもそう思うのである