明後日からお天気が崩れるそうな。
という予報を見ていたら、
な〜こからお花見に行こうというお誘いがあった。
そこで、
ずるずる伸ばしていたCDや絵画の発送作業を、
よし、っとばかりに一気に片付けて、
先日桜が咲く前にお散歩した目黒川に、
満開の桜を見に行ってきたのである。
東急東横線「中目黒」駅で待ち合わせて、
そこから桜並木を愛でつつそぞろ歩いて、
東急田園都市線「池尻大橋」まで行ってみたのだが、
その間中、とにかくあふれんばかりの桜であった。
目黒川沿いの桜がこんなに凄かったとは……。
しかし、覚悟はしていたけれど、
まるで“初詣か?”というくらいの人出であった。
屋台も出ていて、お祭り気分である。
実際、歩道脇の狭い場所で
宴会をしている人たちもいたくらいだ。
目黒川は、街中を流れる川にしてはそれなりに広いと思うのだが、
その両側に並ぶ桜の木が、とにかく大きなものばかりだから、
長い枝に“たわわに実る”かのように桜の花が咲き乱れて、
それが両岸から覆いかぶさると、
ちょっと先も見えないくらいに
視界が桜だらけになってしまうのだ。
なんと贅沢なことか。
目黒川に舟を浮かべて、そこから上を見上げたら、
さぞかし素晴らしい桜のトンネルになっていることだろうな。
少しずつ散っている花びらが水面に浮かんでいるのも
まだ初々しくて美しかった。
最後は再び今日も「目黒天空庭園」で休憩。
食べ物と飲み物を買って、ちょっとしたハイキング気分。
ここでは一本に赤と白の花が咲く「源平桃」(源氏→白、平家→赤)が
ひときわ目立っていた。
今年は珍しく、昼間のうちからな〜ことお花見ができたなぁ。
それもこんなに凄い満開の花を眺めることができたのだ。
良かったね。