“セカイ系”を代表する作品だなどとも言われ
タイトルを目にするたびに一度読みたいと思いつつも
結局先延ばしにしていたのだ。
でもなぜか今突然思い立って、
この「最終兵器彼女」(全7巻 完結セット)を
中古で買ってしまったのだ。
そして届いた今日、一気に全部読んだ。
何回か泣いてしまった。
いろいろ突っ込みどころはあるだろうが、
自分の気持ちにシンクロするかどうかに
そういうことは関係ないみたいである。
好きな人に対する
切ない思いとか、
感謝の気持ちとか、
楽しい思い出とか、
ちょっとした笑顔とか、
そういうものがやたら思い出されてしまった。
劇的な愛、運命的な恋を夢見る十代にウケるのはわかる。
でも、いろいろ経験して、年をとったところで、
実際にそういう人に巡り合って
実際にその大切さをしみじみと感じているワタシの琴線にも
かなりストレートに触れてくれたのである。
はぁ、もう今日は疲れたな。