2011年9月17日土曜日

個展十三日目の土俵〜

今日はお客様が多かったのだ
まずオープンする11時前に
ウクレレ教室の方が立ち寄って
警備員さんに開けてもらい見ていったという

感想もノートに書いて下さり
購入したい絵もご指定いただいていた
ありがたいなぁ

続いて準備のお手伝いをいただいた
デザイン会社の方が
社長さんにご購入いただいた絵を取りに来られた

「ここに座って絵を見ていると落ち着きますね〜」

と言って下さってしばし歓談

そこに「悪の教典#9」のYoutubeアップ計画で
お手伝いさせていただいた
ドラムデータご担当のY氏がいらした
初対面であるがそんな感じは全くしない

お話をしているうちにほぼ同年齢であることもわかり
やはりプログレ話で話が止まらなくなる
絵をきちんと勉強されて来た方なので
わたしの絵についての話も面白かった
  
普通画家は自分のイメージする表現にこだわる
その表現を徹底的に突き詰めていこうとする
わたしの絵にはそれがないという

そう確かにそう言われればそうだと思う
細部へのこだわりはない
というか細部そのものの有り様よりも
細部を含めた全体の世界観へのこだわりの方が強い
簡単に言えば
さまざまなイメージを喚起する力が強い
“世界”が描きたいのだ
  
カッコつけて言えば
わたしは作り手ではなく
探り当てた不思議な世界への
導き手とか紹介者になりたいだけな気がするのだ
だから出来上がったものに自ら描き足すことはしない
それはもうそこに“存在”している世界だからだ
わたしはその傍観者の一人に過ぎない
  
その後かつて新設校の開設準備でご一緒した方が
ご夫婦でいらしてくれた
すでに指導主事である
10年ぶりくらいになるだろうか
  
やっぱり当時の仲間は特別な感じがするなぁ
何年経っても当時と同じように話ができるし
立場や肩書きを超えた「戦友」的仲間意識を感じるのだ
絵も買っていただいちゃってありがとうございます

今日は頭痛がまだ残っているが
がんばってギャラリーへ行けて良かった
残るはあと明日一日のみである
這ってでも行かねばならん