2011年9月2日金曜日

絵をどう吊るかで、窮すれば通ず

8/31にネットで頼んだナスカンが届かない…
安いと思ってメール便扱いのものを選んだのが失敗だったか…

なんて悔やんでいるのもお昼まで
代替案をひねり出して
とにかくワイヤーを明日までに準備せねばならないのだ
なかなかの追い詰められ感

時計の材料である真鍮を加工して
フックを作ろうかとまで考えた
でもその後ワイヤー張りだ…時間が足りない

そこでまたまた思い出した
ウチは亡くなった義母様が
文房具をたくさん買いためていたのである
その中にたくさんのリングがあった
これを使おう!

そしてついについに作業が始まったのだ
ギャラリーの壁のフックには
二重巻きになっている丈夫なキーホルダーリングを使う
そこから上段の絵用と下段の絵用の
二つのリングをテグスで結ぶ
引っ張っても取れない結び方を使う

二つのリングは開閉式のものにし
絵の取り外しが楽にできるようにした
ただし強度の問題があるので
簡単に外れないような
大きめのしっかり留まるものを使った

テグスが滑るので作業には時間がかかったが
格闘すること数時間
ようやく20作品が吊れるだけのワイヤーが
ついに完成したのだ(ふ〜〜〜)

左がキーホルダーで右二つが開閉式リングだ

さてこれを使って絵を掛けてみるとどうなるか
ちょうど追加のフレームが今日届いたので
予備の作品を入れて試してみた

天上右側からのダウンライトなので影がゆがんでいるが配置は問題ない

フックから二本のテグスが下がるが
ほとんど見えないくらいだから気にならない
絵の後ろで紐を縛りそこに開閉リングをかけているから
取り外しは楽だし左右のバランスも調整しやすい

問題は絵の高さ調節ができないことなのだが
それはナスカンでも同じだったし
多少バラツキがあっても面白かろうということで
とにかく明日に“お手製ワイヤー”が間に合ったことを
素直に喜びたい

っていうかもう疲れた…限界…
家内制手工業の極致みたいな作業であった…
でも無料で作り上げることができた

そして遅かりしナスカンが
明日くらいに40個届くというわけだな…