自分からはもうメールしないけど
メールしてくるのはいいし
それにちゃんと返事も書く
とnyakoに言われたのが不思議だった
昔ある女性と別れる時
「もう二度とメールも電話もしないで下さい。携帯にかけてきたら電話番号もメルアドもすぐに変えますから。さようなら。」
とキッパリ決別宣言をされたものだ
あるいは、別の女性の場合は
「ずっと大好きだった人と一時でも恋人同士になれたことは、わたしにとってとても幸せなことでした。 これでこの先も何とか生きていける気がします。ありがとう。」
とメールが来て涙したこともあった
あるいは、別の女性の場合は
「ずっと大好きだった人と一時でも恋人同士になれたことは、わたしにとってとても幸せなことでした。 これでこの先も何とか生きていける気がします。ありがとう。」
とメールが来て涙したこともあった
でも振ろうが振られようが
別れるというのはそういうことだと思った
別れたらもう二度と相手のことは知りたくない
少なくとも別れるその時は
そういう風に思い切らなければやっていけないと
そしてまたそこまで至っていないというのは
まだ最終結論は保留状態なんじゃないかと…
別れたらもう二度と相手のことは知りたくない
少なくとも別れるその時は
そういう風に思い切らなければやっていけないと
そしてまたそこまで至っていないというのは
まだ最終結論は保留状態なんじゃないかと…
ところがnyakoは違った
最後にそのことをメールで聞いてみた
そうしたら
一方的に別れる宣言をして
ちゃんと話す機会がなかったから
ちゃんと話す機会がなかったから
わたしの方の気持ちの整理がつくまで
メールを受けようと思ったのだそうだ
つまりそれは単なるアフターケア
あるいは元恋人に対する心遣い
あるいはちょっとした罪滅ぼし(罪じゃないけど)
あるいは同情
そして哀れみ…か
そして哀れみ…か
もちろんいろんな思いがある中で
取りあえずそういう説明をしただけかもしれない
でももういいのだ
それで多分わたしはnyakoを少し“嫌い”になった
今でも一番信頼できる人なのだそうだ
そう言われても何も嬉しくない
その言葉はこれからの二人のどこに繋がるというのか…
わたしも遅ればせながら再スタートである
もうメールはしない
ウダウダグチグチ未練たらしくしているのはヤメだ
nyakoは“元カノ”の一人となった
記念日もすべて無しである
すべては思い出の中の“あの日”の出来事である
今日はそういう一日になったのだった