2012年10月3日水曜日

止まった手作り腕時計

旅行のお土産とかアルバム写真とか
着るものや身に付けるものなど
元カノ関連品をこれから処分しなきゃだなと思っていたら
普段良く使っている腕時計が止まってしまった

わりと最近電池を入れ替えたので
電池切れってことはないはずだ
見る限りは針が外れている様子もない

手荒に扱った記憶はないんだけど
中で電池が外れたのかもしれない
あるいはムーヴメントに変な力がかかっているのかも

腕時計ってけっこう繊細に出来ている
一つの軸で三つの針が動いているから
針どうしが触れ合わないようにするのも一苦労である
でもはめ込んであるだけだから衝撃でズレたり
外れたりすることもある

ムーヴメントも
本体の一部が圧迫されると動きが狂う
時計ケースの内部で
隙間を埋めるための緩衝材その原因になることもある

そんな繊細な作りなところへ持ってきて
手作りだからさらに微妙なバランスで動いていたりする
見た目は針も触れ合っていないのに
秒針がしばらく動くと同じ場所で立ち往生しているとか

そのせいか何となく本体だけではなく
日々使っているわたしの状況にも反応しているように
感じることがあるのだ

昨日の夕方からちょっと挙動不審だったのだが
夜になって完全に止まったなんて
ちょっと出来過ぎみたいな気すらしてしまうなぁ
わたしの代わりに死んでくれたのか…

大丈夫…あなたはちゃんと生き返られせてあげるし
もちろん処分などしないから…

家にある手作り時計は一時期心血注いで作ったものたちだ
針が動き出す瞬間
まさに命を吹き込んだような気分になる
だからみなわたしの子どもたちみたいなものなのだ
さらに使い込んできたことで
わたしの分身みたいな存在になっているのかもしれない

今使っている時計にデザインが良く似た
ペア・ウォッチのような時計がもう1つあるのだ
この時計をペア・ウォッチとして使ってくれる人が
いつか現れることを楽しみしていようと思う

っていうとオシャレ系じゃないな…
シンプルライフ系かしら
いやいや…その人に合わせて
新しくペア・ウォッチ作っても良いわけですし