体調が悪いのはまあ基本である。
夜になると、早く今日を終わりにしたいと思い、
朝になると、ああまた今日が始まったかと思い、
それでいてやりたいことは多く、
あれこれ考えると時間が足りないと思い、
一方で、もう何もやりたくないとも思う。
いまだに朝起きると、気分は落ち込んでいるけれど
ああ、今日もその気になれば
このまま寝ていても良いのだと、ほっとする。
それほどあの頃の、
朝起きた時のストレスは大きかったのだ。
ちょっとでも座ったら、心が挫ける。
だから動き続けて、勢いで家を出る。
それでも職場近くの駅で降りてから
職場へ行けなくなったりもしたし、
電車の乗り換えができなくなったこともあった。
そんな時は自販機コーナーで何かを飲みながら、
ボォーっと立っていたのだった。
いまだに朝の時間は
どこかそういう辛い時間なのだ。
職場から離れ、仕事から離れても
いまだにそうなんだから、
その当時の悲壮感がいかに凄まじかったかがわかる。
だから、ああ今日も仕事に行かなくても良い、
家で寝ていても誰にも何も言われないと
一度気持ちを落ち着けることで、
やっと生活を始められるのである。
ああ、わが心の傷の深さよ。
だからして、今風邪をひいているのかがわからない。
特に今の時期は、基本の体調不良なのか
風邪なのか、花粉症なのかがわからない。
つまり、風邪薬を飲むべきか、鼻炎薬を飲むべきか、
そういう薬を飲んでも意味がないのかがわからないのだ。
頭が思い、からだがだるい、くしゃみが出る。
とりあえずどうしようもなくなるまで
放っておこうかとも思うのだが、
花粉症は結構先手を打った方が良いのである。
悩ましい今日この頃だ。