2015年2月8日日曜日

“売れない月”2月

Kindle完訳文庫の売れ行きがぱったりと止まった。
いやあ、2月は本が売れない月。
さらに二八にっぱちの法則に則れば
一般的にもモノが売れない月である。

ワタシの“完訳文庫”だけが売れないのかと思ったら、
それぞれの本の売れ行き順位は
あまり変わっていないので
つまり全体的に動いていないということである。
ちょっと安心なのである。

バレンタインがあるから、
それがらみの物語とかなら反応あるかなぁ、
とか思ってみたりして。
そんな話が1900年前後くらいに
あったとは思えないけども。

ちなみに今、パブリック・ドメインとして
翻訳が自由にできる本は
初版出版年が1923年以前というのが
一つの大きな区切りなのだ。

「ジャングル・ブック」の翻訳は
半分くらいまできたところだが、
もうすでにモーグリ少年の話は
終わってしまったのだ。
そういう短編集なのである、本来は。

焦らずにぼちぼち行きますよ。

「商売は、“商い”ってえくらいだから、飽きちゃあいけねぇよ、
 こつこつやってりゃあ、そのうち良くなるからね。」

と、落語のご隠居さんたちも言っているのである。