Kindle完訳文庫の売れ行きがぱったりと止まった。
いやあ、2月は本が売れない月。
さらに二八の法則に則れば
一般的にもモノが売れない月である。
ワタシの“完訳文庫”だけが売れないのかと思ったら、
それぞれの本の売れ行き順位は
あまり変わっていないので
つまり全体的に動いていないということである。
ちょっと安心なのである。
バレンタインがあるから、
それがらみの物語とかなら反応あるかなぁ、
とか思ってみたりして。
そんな話が1900年前後くらいに
あったとは思えないけども。
ちなみに今、パブリック・ドメインとして
翻訳が自由にできる本は
初版出版年が1923年以前というのが
一つの大きな区切りなのだ。
「ジャングル・ブック」の翻訳は
半分くらいまできたところだが、
もうすでにモーグリ少年の話は
終わってしまったのだ。
そういう短編集なのである、本来は。
焦らずにぼちぼち行きますよ。
「商売は、“商い”ってえくらいだから、飽きちゃあいけねぇよ、
こつこつやってりゃあ、そのうち良くなるからね。」
と、落語のご隠居さんたちも言っているのである。