2016年2月10日水曜日

産みの苦しみ

「ジキル博士とハイド氏」は短い話だが
中身が濃くて大変なのだ。
とにかく表現が、古くて、多彩で、
文章や段落が長くて、
登場人物の内省が多いから、
これだという訳を見つけるのに苦労するのだ。
  
英文には接続詞がないけれど、
文と文の繋がり具合からあえて接続詞を入れて、
流れを分かりやすくしたりもする。
すっと頭に入ってくる文章にするのが大変である。

そんな感じで作業をしているので、
あと少しとか、ラストスパートとか言っているわりに、
なかなかゴールが見えてこないのだ。
っていうかゴールが見えてからが思ったより長くて
たどり着く前に力尽きそう、みたいな感じ。

花粉の飛散はまだ少ないようだが
鼻炎薬を毎日飲んでいるのだ。
そんなこともあって、
カラダもココロも結構ヨレヨレだが、
出版に向けて追い込み作業しているという気持ちで
多分アドレナリンが出てくれているのだろう。
むしろアドレナリンだけで動いている感じである。

今日も辛かったなぁ。
生きるのも辛かった。
でもウクレレ教室に行って楽しんだし、
翻訳作業も少しずつ進めたのだ。

すべては産みの苦しみということにしておこう。
明日の(もう今日か)出版申請を目指すぞ!